下千本展望所（吉野山/下千本エリア）

概要

下千本展望所は、吉野山の桜の名所として知られており、標高約230ｍ~350ｍに位置しています。 展望所からは、眼下に広がる桜の景色を一望できます。 特に、桜の時期には、咲き誇る桜の花々が圧巻の美しさを誇り、 遠くには世界遺産・金峯山寺蔵王堂も見ることができます。 吉野山は、古くから桜の名所として知られており、 「一目千本」という言葉が示すように、 山全体が桜で覆われるほどの壮大な景色が広がっています。 下千本展望所は、その吉野山の桜の景色を、 最も美しく見ることができる場所の一つです。 また、下千本展望所から徒歩約15分ほどの場所には、吉野山のシンボルである金峯山寺蔵王堂があります。 金峯山寺蔵王堂は、国宝に指定されている寺院で、 その歴史と建築様式も見どころの一つです。 金峯山寺は、奈良時代に行基によって開かれたと伝えられており、 その後、平安時代には、弘法大師空海によって再興されました。 金峯山寺蔵王堂は、金峯山寺の根本中堂であり、 高さ約25メートル、桁行約24メートル、梁行約18メートルの巨大な建物です。 堂内には、木造の蔵王権現坐像を始め、 多くの仏像や仏画が安置されています。 下千本展望所周辺には、七曲り坂や吉野山ロープウェイなど、 見どころがたくさんあります。 七曲り坂は、下千本エリアから中千本エリアにかけて続く、 急な坂道です。 坂道には、桜並木が植えられており、 春には、桜の花々が咲き乱れ、 美しい景色を見ることができます。 吉野山ロープウェイは、下千本エリアから上千本エリアまでを結ぶ、 ロープウェイです。 ロープウェイからは、吉野山全体を見渡すことができ、 雄大な景色を楽しむことができます。 春は桜、秋は紅葉と、一年を通して美しい景色を楽しむことができます。 下千本展望所は、吉野山を訪れる際には、ぜひ立ち寄りたい場所の一つです。