箱島神社
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潮の満ち引きで表情を変える神秘的な「海上の竜宮」。縁結びと耳の神様が鎮座し、ジブリの世界のような絶景が広がるパワースポット。
おすすめポイント
- 潮の満ち引きで表情を変える神秘的な「海上の竜宮」
- 恋愛成就や良縁にご利益のある愛のパワースポット
- 耳の病にご利益があるとして信仰される火吹き竹
- まるでジブリの世界!幻想的な風景と自然美
- 夕日が海に沈む絶景と冬の薄明光線(天使の梯子)
基本情報
- 住所
- 福岡県糸島市二丈浜窪86 福岡県の観光地を探す
- アクセス
- 【車】
・かふりパーキング:箱島神社まで300m。有料(1時間200円、12台)。前払い制で、看板横の機械に料金を入れ、領収書をダッシュボードに置く。
・加布里公園南駐車場:箱島神社まで700m。無料。公園内に入り駐車する。距離があるため有料駐車場の利用を推奨。
※国道202号線での路上駐車は禁止されており、15,000円の罰金が科せられるため絶対に避けること。
【電車+徒歩】
・JR加布里駅から徒歩32分。
・JR一貴山駅から徒歩25分(歩道が狭く危険なため非推奨)。
【電車+自転車】
・JR筑前前原駅で下車し、北口駅前の糸島市観光協会などで自転車をレンタルしてサイクリング。
【電車+タクシー】
・JR筑前前原駅北口からタクシー乗車。
西日本タクシー: 092-322-2233
昭和タクシー: 092-322-2234
ワーカーズコープタクシー福岡: 0120-848-660 ルートを表示
- 営業時間
- 満潮時は入島不可。干潮時にのみ参拝可能。午前中に満潮となることが多いため、午後に訪れるのがおすすめ。例祭は毎年4月21日14時に斎行。
- 休業日
- 満潮時、台風など悪天候時。
- 料金
- 無料
- INFO
- ・箱島神社に社務所はなく、御朱印は車で10分ほどの鎮懐石八幡宮(福岡県糸島市二丈吉井2385)で授与される(書き置き、1枚500円)。郵送対応も可。
・島への道は岩の階段と未舗装の細い道のため、歩きやすいゴム底の靴を推奨。
・国道202号線での路上駐車は禁止されており、15,000円の違反金が科せられるため、必ず有料駐車場または無料駐車場を利用すること。
・満潮時には島に渡れないため、気象庁の潮位データで事前に確認すること。目安として満潮200cmを超えると海水に覆われる可能性がある。
- HP
- https://www.chinkaiseki.com/island/
概要
箱島神社は、福岡県糸島市の加布里湾に突き出す小さな島に鎮座する、まさに「海上の竜宮」と称される神秘的な神社だ。江戸時代には文人墨客が訪れ、その風光明媚な景観を歌に詠んだ。大正から昭和初期にかけては料亭が立ち並ぶ遊興地として栄え、炭鉱王・伊藤傳右衛門とその妻・柳原白蓮も訪れた歴史を持つ。現在の社務所はないが、地元の人々に「箱島さま」と呼ばれ、愛の神様、耳の神様として篤く信仰されている。
最大の特徴は、潮の満ち引きによって参道が現れたり海に沈んだりする点だ。満潮時には島へ渡ることができないため、事前に気象庁の潮位データで干潮時を調べて訪れるのがおすすめ。干潮時に岩の階段と未舗装の道を進むと、塞坐三柱大神、西宮大明神、そして愛染明王が祀られた祠がある。愛染明王は恋愛成就だけでなく美貌のご利益も伝えられ、耳の病には火吹き竹で耳を吹くというユニークな言い伝えもある。
また、この地は奈良時代の大学者・吉備真備が冠を置いたとされる「冠石(かむりいし)」の伝承も残る歴史深い場所だ。島を取り囲む地形は、まるで海に包まれるような感覚を与え、夕日が海に沈む光景や、冬には薄明光線(天使の梯子)が見られるなど、一年を通して多様な絶景を楽しむことができる。近年は「ジブリの世界のよう」とSNSで話題になり、カラフルな御朱印(鎮懐石八幡宮で授与)も相まって、国内外から多くの観光客を惹きつけている。かつて忘れ去られた時代もあったが、現在は自然回帰のブームと共に再び人気の観光地として輝きを放っている。