佐田岬
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四国最西端の日本一細長い半島で、宇和海と瀬戸内海、豊後水道のダイナミックな絶景、そして朝日と夕日の両方を堪能できる唯一無二の場所だ。
おすすめポイント
- 四国最西端から望む360度の絶景
- 歴史と趣のある佐田岬灯台
- 宇和海から昇る壮大な朝日
- 瀬戸内海に沈む感動的な夕日
- 日本一細長い半島のドライブコース
基本情報
- 住所
- 愛媛県西宇和郡伊方町正野2935 愛媛県の観光地を探す
- アクセス
- 【車・バイク】
本州・四国方面からは松山自動車道を利用し、松山ICから約3時間〜3時間半。九州方面からは佐賀関港から九四フェリーで三崎港へ約70分(1日16便)。三崎港からは車で佐田岬灯台駐車場まで。
【公共交通機関】
JR八幡浜駅からバス、タクシー、レンタサイクルを利用し佐田岬半島へ向かう。松山空港からはレンタカーで約2時間半、またはリムジンバスで松山駅へ、そこから電車・バスで八幡浜駅へ移動。
【佐田岬灯台へのアクセス】
佐田岬灯台駐車場からは、灯台まで遊歩道(1.8km、勾配あり)を徒歩で約30分(片道)かかる。 ルートを表示
- 営業時間
- 佐田岬灯台は24時間開放。ただし、駐車場から灯台までの遊歩道は安全のため日中の利用を推奨する。
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- 無料
- INFO
- 佐田岬灯台駐車場から灯台までは、高低差のある遊歩道を往復約1.5時間(約3.6km)歩く必要がある。歩きやすい靴と十分な水分を持参すること。遊歩道にはお手洗いや自動販売機がないため、事前に準備をしておくこと。場所によっては遊歩道を外れると崖や絶壁に面している箇所があるため、特に小さなお子様連れや足元に不安がある場合は注意が必要だ。駐車場は10台程度のスペースがある。運転に自信がない場合は、細い道が続く箇所もあるため、軽自動車や横幅の狭い車での来訪がおすすめだ。
- HP
- https://www.sadamisaki.com/
概要
四国最西端に位置する佐田岬は、全長約50kmに及ぶ日本一細長い半島として、訪れる者を非日常へと誘う。その最大の魅力は、宇和海と瀬戸内海、そして九州との間に横たわる豊後水道という三つの異なる海の表情を同時に楽しめるダイナミックな景観だ。岬の突端には、大正7年建造の登録有形文化財「佐田岬灯台」がそびえ立つ。この灯台まで、駐車場から約1.8kmの遊歩道を歩く道のりは、少々アップダウンがあるものの、咲き誇るハマユウや木陰の多い道で、心地よい達成感を味わえるだろう。灯台からの眺望は圧巻で、九州本土まで見渡せるパノラマは、まさに息をのむ絶景だ。
佐田岬は海上交通の要衝として知られ、付近には岩礁が多く難所としても有名だ。かつては豊後水道の防衛のため「豊予要塞 佐田岬砲台」が設置されていた歴史も持ち、その遺構に思いを馳せるのも一興だ。温暖な海洋性気候で過ごしやすく、年間を通じて晴れの日が多い。また「風の岬」とも呼ばれ、夏場は涼しい風が吹き抜けるため快適に過ごせる。この豊かな自然環境は、渡り鳥の休息地であり、フグ、ブリ、イサキ、タイなど多種多様な魚介が水揚げされる「魚の宝庫」でもある。特にウニの瓶詰めやジャコ天、釜揚げちりめんなどは地元自慢の逸品。陽光あふれる斜面では伊予柑や清見タンゴールなどの柑橘類も豊富に育ち、道の駅などで新鮮な産直品を手に入れることができる。自然、歴史、食の魅力が凝縮された佐田岬は、何度訪れても新しい発見があるだろう。