温泉寺(温泉禅寺)
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奈良時代の行基上人が建立した由緒あるお寺で、温泉で人々の病を癒すことを目的として創建されました。
おすすめポイント
- 奈良時代の行基上人が建立した由緒あるお寺
- 温泉で人々の病を癒すことを目的として創建
- 本尊は薬師如来
- 国の重要文化財である波夷羅大将立像
- 黒漆厨子など、貴重な文化財を所蔵
概要
温泉寺は、奈良時代の724年、行基上人が建立した、有馬温泉の歴史と深く結びついた寺院です。行基上人は、仏教の教えを広めるとともに、人々の生活を豊かにするため、医療や土木事業にも積極的に取り組みました。有馬温泉は、古くから湯治場として栄え、行基上人は、この温泉の効能に着目し、温泉で人々の病を癒すための寺院として、温泉寺を建立したと考えられます。温泉寺は、その後も、有馬温泉の信仰の中心として、人々の生活を見守ってきました。
温泉寺には、国の重要文化財に指定されている波夷羅大将立像や黒漆厨子など、貴重な文化財が数多く所蔵されています。波夷羅大将立像は、鎌倉時代に作られた木造の仏像で、威風堂々とした姿をしています。黒漆厨子は、江戸時代に作られた厨子で、金箔で飾られた豪華な作りが特徴です。これらの文化財は、温泉寺の長い歴史と文化を物語る貴重な遺産です。
温泉寺は、静寂の中に佇み、訪れる人に安らぎを与えてくれる場所です。境内には、大きな木々が茂り、季節の花が咲き乱れます。静かな環境の中で、心身を休ませ、歴史と文化に触れることができる、癒やしの空間です。有馬温泉を訪れた際には、ぜひ温泉寺に立ち寄り、静寂の中で心身を休ませてみてはいかがでしょうか。