元興寺
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飛鳥寺を起源とする古刹。国宝の本堂、禅室、五重小塔は歴史を感じさせる。静寂な境内で心静かに過ごせる。
おすすめポイント
- 国宝の本堂(極楽坊本堂)
- 国宝の禅室
- 国宝の五重小塔
- 行基葺の屋根瓦
- 静寂な境内
基本情報
- 住所
- 奈良県奈良市中院町11 奈良県の観光地を探す
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩10分 ルートを表示
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 料金
- 大人700円(秋季特別展期間中800円)
中学生/高校生500円(秋季特別展期間中600円)
小学生300円(秋季特別展期間中400円)
30名以上団体600円(秋季特別展期間中700円)
- INFO
- 拝観時間や料金は変更になる場合があるため、事前に公式サイトで確認することをおすすめする。
- HP
- https://gangoji-tera.or.jp/
概要
元興寺は、蘇我馬子が建立した日本最初の本格的な仏教寺院、法興寺(飛鳥寺)をルーツとする。平城京遷都に伴い、養老2年(718年)に移転。奈良時代には東大寺、興福寺と並ぶ大寺院として栄華を極めた。しかし、中世以降は衰退し、智光曼荼羅を祀る極楽院、五重塔を中心とする観音堂、小塔院の3つに分裂。現在の元興寺(極楽坊)は、極楽院の系譜を継ぐ。国宝の本堂は、鎌倉時代に旧僧房を改造したもので、奈良時代の瓦や部材が再利用されている。禅室は、最古の木造建築部材が使用されている可能性があり、歴史的価値が高い。五重小塔は、創建当初の姿をほぼそのまま残しており、当時の建築技術を今に伝える貴重な遺産。元興寺は、日本の仏教建築の歴史を語る上で欠かせない存在であり、訪れる人々を魅了し続けている。