由良比女神社
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隠岐諸島西ノ島にある由良比女神社は、古くから人々の信仰を集める神社。毎年秋には、神様の御利益により、イカが押し寄せ、賑わいを見せます。
おすすめポイント
- 隠岐諸島西ノ島にある古社
- 平安時代には隠岐国の一ノ宮と定められていた
- 毎年秋にはイカが押し寄せる「いか寄せの浜」として知られている
- 歴史と伝説に彩られた神秘的な場所
- 自然豊かな環境に佇む静寂の空間
概要
由良比女神社は、島根県隠岐郡西ノ島町浦郷にある神社で、式内社(名神大社)、隠岐国一宮で、旧社格は郷社です。
創建は不詳ですが、国史では『続日本後紀』承和9年(842年)条において、由良比売命神(由良比女神社)・宇受加命神(中ノ島の宇受賀命神社)・水若酢命神(島後の水若酢神社)の3社が官社に預かる旨が記されています。
平安時代には隠岐国の一ノ宮と定められ、社格の高い神社として知られていました。
由良比女神社の祭神は須勢理姫命で、地元では由良比女大神と呼ばれています。
神社の創建には、興味深い伝説が残されています。伝説によれば、元は知夫里島の鳥賊浜にありましたが、西ノ島の由良へ移されてからイカの群れが来なくなり、由良へ集まったと言われています。
また、由良比女命が芋桶に乗って海を渡っている時、海に浸した手を鳥賊が引っ張ったので、そのお詫びの印に毎年由良の浜に鳥賊の群れが押し寄せるようになったという伝説も伝わっています。
現在でも、毎年10月から翌年2月にかけて、イカが神社前の浜辺に押し寄せ、「いか寄せの浜」として知られています。
由良比女神社は、古くからの歴史を持つ由緒ある神社で、歴史と伝説に彩られた神秘的な場所です。静寂の空気に包まれた境内は、訪れる人々に安らぎとパワーを与えてくれます。自然豊かな環境に佇む神社は、神聖な空気に包まれたパワースポットとして、多くの人々を魅了しています。
由良比女神社を訪れる際は、ぜひ「いか寄せの浜」にも足を運んでみてください。