米子城
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360度のパノラマビューを楽しめる、山陰随一の絶景スポット!
おすすめポイント
- 360度のパノラマビューを楽しめる絶景スポット
- 雄大な大山、日本海、中海の眺望を一望
- 2月20日頃と10月20日頃にダイヤモンド大山を見ることができる
- 天守台まで徒歩15分とアクセスしやすい
- 歴史好きだけでなく、景色を楽しみたい人にもおすすめ
概要
米子城は、江戸時代の天正19(1591)年頃に戦国武将・吉川広家が米子城の建設を始めました。
その後、慶長6(1601)年駿河の国から中村一忠がこの地・米子を治める伯耆の国城主となり、米子城を完成させ、名実共に山陰一の名城となりました。
ところが、1609年に中村家は断絶。その後、米子城は鳥取藩の家老・荒尾成利の預かりとなりました。
明治の始めには、わずかな値段で売り払われ、その後解体されます。名城を築いていた木材は風呂屋の薪にされてしまったと伝えられています。
現在の米子城跡は、かつての石垣をとどめるだけとなっています。
かつてこの地を守った伯耆の国の要害、山陰一の名城の面影を残す、立派な石垣。
現在は米子の市街地を見守るその石垣の姿が、繁栄の歴史を今に伝えています。
天守閣は現存していないながらも、かつて立派な城を守った気迫がひしひしと伝わってくるようです。
現在では、湊山公園より続く山道を経て石段を上り、標高90メートルの山頂を目指します。
たどり着くとそこは、さえぎるものが何もない360度パノラマビジョンの世界!
北を見渡せば、米子市街地がひと目で見渡すことができ、遠くには雄大な日本海の水平線が広がります。
そして西を向けば真っ青な中海。東を向けば、遙か遠く優美な稜線を描き出す、名峰大山の姿。
空気の澄んだ晴れの日には、日本海の向こうに隠岐島の姿も望めます。
城山のふもとに広がる、湊山公園とともに今も多くの市民に愛され続けている景勝スポットです。
また、桜の開花時期には、桜の名所としても愛されています。城跡の頂より見下ろす桜は、中海、大山とのコントラストでより一層艶やか。その美しさ、鮮やかさを写真に収めたり、目に焼き付けたくなります。
米子城跡は、歴史と自然を満喫できる、鳥取県を代表する観光スポットです。