大涌谷

概要

大涌谷は、箱根火山が約3000年前に噴火した際にできた火口跡で、今もなお活発な火山活動が続いています。周囲には温泉が湧き出ており、温泉街も形成されています。大涌谷の名前の由来は、かつてこの地が「大沸騰谷」と呼ばれていたことにあります。熱い湯気が立ち上る風景は、まさに地獄谷と呼ぶにふさわしい迫力があります。大涌谷では、火山活動によって生まれた独特の景観を楽しむだけでなく、黒たまごや火山灰で作られたお土産など、ここでしか手に入らないものを探すのもおすすめです。黒たまごは、温泉の熱でゆでられたもので、1個食べると寿命が7年延びると言われています。大涌谷は、箱根ロープウェイでアクセスできます。ロープウェイからは、雄大な富士山や箱根の山々を望むことができ、絶景を楽しむことができます。大涌谷を訪れる際は、火山ガスに注意し、遊歩道から外れないようにしましょう。また、持ち物や服装は、天候に合わせて調節してください。特に、冬場は積雪や凍結に注意が必要です。