鹿児島市立美術館
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郷土の巨匠から世界的名画まで、多様な美術品が300円から鑑賞できる、鹿児島が誇る歴史ある美術館。
おすすめポイント
- クロード・モネ「睡蓮」など印象派からダリまで世界的名画を鑑賞
- 郷土の偉人、黒田清輝の代表作や関連作品を多数所蔵
- 鹿児島城二の丸跡に建つ歴史的背景を持つ美術館
- 300円という手頃な常設展観覧料で気軽にアート体験
- 市民向けワークショップや講座が充実し、創作活動も可能
基本情報
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市城山町4-36 鹿児島県の観光地を探す
- アクセス
- 公共交通機関で来館の場合:
・カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
・市電「朝日通」またはバス「金生町」下車、徒歩5分。
・鹿児島本線鹿児島中央駅より、車で10分。
車で来館の場合:
・美術館駐車場(6台)
・近代文学館・メルヘン館・美術館共用駐車場(普通車31台、大型バス3台)
・鹿児島市役所みなと大通り別館駐車場も利用可能。
※駐車台数に限りがあるため、できるだけ公共交通機関の利用を推奨する。 ルートを表示
- 営業時間
- 9時30分~18時00分(入館は17時30分まで)
- 休業日
- 月曜日(祝日の場合はその翌平日)、12月29日~1月1日
- 料金
- 常設展(所蔵品展および小企画展):
・一般: 300円
・大学生・高校生: 200円
・小・中学生: 150円
・年間パスポート: 1,000円
・鹿児島市、福岡市、北九州市、熊本市在住の70歳以上の方、障害者等の方及びその付添人1人、鹿児島県美術協会会員、「鹿児島市立美術館友の会」会員は常設展観覧料が免除となる。
・毎月第3日曜日は小・中学生は常設展を無料で観覧可能。
・特別企画展: その都度定める料金。
※常設展観覧料や年間パスポート等のお支払いにはキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、二次元コード決済)が利用できるが、特別企画展の観覧料と関連商品の購入には利用不可。
- INFO
- ・駐車場:美術館駐車場(6台)、近代文学館・メルヘン館・美術館共用駐車場(普通車31台、大型バス3台)がある。台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨。提携駐車場の券を提示すると駐車料金の割引があるが、美術館前の私設有料駐車場は提携外なので注意が必要。
・館内には車椅子(2台)、ベビーカー(2台)の貸し出しがあり、障害者用トイレ(オストメイト対応)や授乳室も完備している。
・常設展示室での写真撮影は禁止されている。企画展については各展示の指示に従うこと。
・1階にはオープンテラス付きのカフェ「hana café」があり、カフェのみの利用も可能。現代アーティストのグッズも販売している。
- HP
- https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/index.html
概要
鹿児島市立美術館は、1954年に開館した九州で最も歴史ある公立美術館の一つだ。かつて薩摩藩主島津氏の居城であった鶴丸城の二の丸跡に位置し、歴史と文化が息づく場所に建っている。収蔵作品は約4500点に及び、日本の近代洋画を牽引した鹿児島出身の画家・黒田清輝の貴重な作品群(「アトリエ」「自画像」「桜島爆発図」など)を中心に、藤島武二や和田英作といった郷土作家の作品を多数所蔵している。さらに、クロード・モネの「睡蓮」をはじめとする印象派絵画やサルバドール・ダリなどの西洋美術、薩摩焼や薩摩切子といった工芸品まで、幅広いジャンルの美術品を鑑賞できる。館内は、薩摩切子をデザインした天井が美しいエントランスホール、カフェ、ミュージアムショップ、アートライブラリーなどを備え、鑑賞だけでなく、美術講座やワークショップ、講演会も定期的に開催されている。特に、常設展観覧料が300円という手頃な価格で、モネなどの世界的名画を楽しめるのは大きな魅力だ。美術館は「かごしま文化ゾーン」の中核をなし、周辺には黎明館や近代文学館・メルヘン館などがあり、一日かけて文化に浸る体験ができる。