べっぷ地獄めぐり
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地中深くから噴気や熱泥が噴き出す様子は圧巻。コバルトブルーの海地獄、真っ赤な血の池地獄など、地球の神秘を体感できる別府定番の地獄めぐり。
おすすめポイント
- コバルトブルーが美しい「海地獄」の神秘的な景観
- 燃えるような赤色が鮮烈な「血の池地獄」
- 熱泥が坊主頭のように湧き出る「鬼石坊主地獄」
- ワニが暮らす、迫力満点の「鬼山地獄」
- 30〜40分間隔で熱湯が噴き出す「龍巻地獄」の間欠泉
基本情報
- 住所
- 大分県別府市鉄輪559-1 大分県の観光地を探す
- アクセス
- 別府ICから車で約5分~10分。公共交通機関を利用する場合は、別府駅東口または北浜バスセンターから運行している亀の井バスの定期観光バスが便利だ。また、各地獄間はバスでの移動も可能で、鉄輪(観光案内所前)から血の池地獄前へのバスも利用できる。 ルートを表示
- 営業時間
- 8:00~17:00
- 休業日
- 年中無休
- 料金
- ●共通券(7ヵ所の地獄が見学できる入場券)
大人(高校生以上):2,400円、小人(小・中学生):1,200円
●個別観覧券
大人(高校生以上):500円、小人(小・中学生):250円
※団体、障がい者割引あり
- INFO
- 海地獄、血の池地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄には足湯があるため、観光の合間に利用できる。各地獄には専用駐車場が完備されている。定期観光バスを利用する場合、約1時間程度歩くコースがあるため、車いすや歩行に困難がある場合は介護者同伴での参加が推奨されている。また、バスは事前予約と支払いを済ませてからの乗車が推奨され、座席は自由席で相席となる場合がある。満席時は予約者が優先されるため注意が必要だ。交通渋滞や間欠泉の噴き上げ状況により到着が遅れる可能性もあるため、次の交通機関への乗り継ぎには十分な時間を確保するよう心がけよう。
- HP
- https://www.beppu-jigoku.com/
概要
大分県別府市に位置する「べっぷ地獄めぐり」は、地球の内部から湧き出る神秘的な温泉現象を間近で体験できる、千年以上の歴史を持つ観光スポットだ。古くは「豊後風土記」にも記され、近寄りがたい場所として忌み嫌われていたこの地は、やがて人々から「地獄」と呼ばれるようになった。コバルトブルーの絶景が広がる「海地獄」、日本で一番古い天然の地獄とされる「血の池地獄」の鮮やかな赤、一定の間隔で熱湯を噴き上げる「龍巻地獄」の間欠泉など、7つの地獄それぞれが異なる表情を見せ、訪れる者を圧倒する。海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄の4つは国の名勝にも指定されており、その学術的価値も高い。かつては温泉付き別荘地の開発をきっかけに整備が進み、1910年(明治43年)には海地獄が入場料を徴収する観光施設として商業化を開始。さらに1928年(昭和3年)には、亀の井バス創業者・油屋熊八が日本初の女性バスガイドを乗せた遊覧バスを運行し、その七五調の観光案内が大好評を博し、地獄めぐりの人気を不動のものとした。海地獄、血の池地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄には足湯が設けられているため、観光の合間に旅の疲れを癒すことも可能だ。温泉蒸気を利用した動物園(鬼山地獄のワニ園など)や、地獄蒸しプリン、温泉卵といったグルメも充実しており、ただ見るだけでなく、五感で別府の「地獄」を楽しめる唯一無二の体験が待っている。