岩崎弥太郎生家
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三菱財閥の礎を築いた岩崎弥太郎の生家。少年時代の夢を育んだ庭や家紋が残る土蔵に歴史を感じよう。
おすすめポイント
- 三菱財閥創業者の生家
- 少年時代の日本庭園
- 三菱グループの原点
- 歴史を感じる藁葺屋根
- 無料で見学可能
概要
岩崎弥太郎は、土佐の地下浪人の家に生まれた。幼少期から学問に励み、吉田東洋の少林塾で学んだ後、土佐藩の役人として才能を開花させる。 幕末の動乱期には、海運事業に着目し、九十九商会(後の三菱商会)を設立。 台湾出兵や西南戦争で政府の輸送を担い、莫大な利益を得て、三菱財閥の礎を築いた。 生家には、弥太郎が幼少期に作った日本列島を模した石組の庭が残されている。これは、弥太郎が天下を夢見て作ったものと言われており、彼の志の原点を垣間見ることができる。 また、土蔵の瓦には、三菱グループのマークの原型となった「三階菱」の家紋を見ることができる。
生家近くの妙見山には、弥太郎が立身出世を祈願した星神社がある。 弥太郎は江戸遊学の際、「吾れ志を得ずんば、再び帰りてこの山に登らじ」と誓ったと伝えられている。 生家を訪れた際は、ぜひ妙見山にも足を運び、弥太郎の足跡をたどってみてはいかがだろうか。