駿府城公園
お気に入りmenuメニュー

徳川家康が愛した名城の跡地に広がる都市公園で、歴史と自然が調和した空間。復元された東御門や巽櫓、坤櫓、そして美しい日本庭園「紅葉山庭園」が見どころだ。
おすすめポイント
- 復元された東御門・巽櫓で歴史体験と資料見学
- 伝統工法が垣間見えるスケルトン構造の坤櫓
- 四季折々の美しさが楽しめる紅葉山庭園
- 徳川家康公の銅像と手植えのミカン
- 日本一大きい天守台発掘調査の現場見学
基本情報
- 住所
- 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1 静岡県の観光地を探す
- アクセス
- 【電車】JR静岡駅から徒歩約15分、静岡鉄道新静岡駅から徒歩約12分。
【車】東名高速 静岡ICより車で約17分、新東名高速 新静岡ICより車で約18分。公園専用の駐車場はないため、近隣の有料駐車場を利用する。団体バスは駿府城跡観光バス駐車場(有料)を利用する。 ルートを表示
- 営業時間
- 公園全体は24時間営業。園内有料施設(東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園)は午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)。
- 休業日
- 公園全体は年中無休。園内有料施設(東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園)は月曜日(祝日、休日にあたる場合は休館振替なしで営業)および年末年始(12月29日~1月3日)。
- 料金
- 公園内の広場、発掘情報館きゃっしるは無料で利用できる。
園内有料施設(東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園)の入場料は以下の通り。
・共通券(3施設):大人360円(団体20名以上280円)、小人120円(団体20名以上90円)
・各施設入場券:
東御門・巽櫓:大人200円(団体20名以上160円)、小人50円(団体20名以上40円)
坤櫓:大人100円(団体20名以上80円)、小人50円(団体20名以上40円)
紅葉山庭園:大人150円(団体20名以上120円)、小人50円(団体20名以上40円)
静岡市在住の70歳以上の方、および特定の条件に該当する方は入場料が無料となる(要証明)。価格は全て税込。
- INFO
- 公園内では自転車が走り回ることもあるので注意が必要だ。公園専用の駐車場はないため、車で来園する際は近隣の有料駐車場を利用すること。
団体バスは駿府城跡観光バス駐車場(有料)を利用できるので、事前に管理事務所へ連絡が必要だ。
各有料施設への入場券は券売所にて購入できる。
団体利用や学校行事での入場料免除を希望する場合は、事前に駿府城公園二ノ丸管理事務所(054-251-0016)へ連絡が必要だ。
イベントも定期的に開催されており、詳細は公式サイトで確認できる。なお、駿府浪漫バスは2025年9月30日をもって運行を終了する。
- HP
- http://sumpu-castlepark.com/
概要
駿府城公園は、戦国時代から江戸時代初期にかけて日本の歴史の重要な舞台となった駿府城の跡地に整備された歴史公園だ。徳川家康が天下統一を果たした後、大御所として晩年の約10年間を過ごした場所であり、江戸幕府を磐石なものとするための多くの法令がここで発せられた。公園内では、当時の中堀や本丸の堀が一部発掘・復元されており、広大な城郭の規模を偲ばせる。
特に見どころは、日本古来の伝統工法で忠実に復元された東御門・巽櫓と坤櫓だ。巽櫓内部には、幼少期の家康(竹千代)が太原雪斎から教えを受けたと言われる「竹千代手習いの間」が再現されており、歴史の息吹を肌で感じられる。坤櫓はスケルトン構造で、櫓の床下構造まで見学できるという珍しい展示が特徴だ。また、園内には「日本の歴史公園100選」に選ばれた美しい紅葉山庭園があり、茶室では四季折々の風情を楽しみながら抹茶を味わうことができる。家康公が手植えしたと伝えられるミカンや、天守台の発掘調査現場も公開されており、歴史好きには一日中楽しめるコンテンツが満載だ。都市の中心部に位置しながらも、豊かな緑と歴史的建造物が調和した空間は、訪れる人々に深い感動と学びを提供してくれるだろう。春の桜、秋の紅葉など、季節ごとの美しい景観も見逃せない。