
ガイド
造幣局広島支局の構内では、春の特定の期間に「花のまわりみち」として一般公開が行われます。この期間中、造幣局の展示室では、大判・小判、明治初期から現在まで製造された貨幣、さらには勲章やオリンピックのメダルなどの金属工芸品、外国の貨幣などが展示されています。造幣局の歴史とともに、季節の移ろいを感じられる場所です。
造幣局の桜は、昭和42年に大阪の造幣局から広島支局の構内へと移植されたものです。移植から2年後には花を咲かせ、その後は職員や地域の人々に親しまれる観桜の場として活用されてきました。平成3年4月には、造幣局創業120周年記念事業の一環として、構内の桜を一般に公開する「花のまわりみち-八重桜イン広島-」が開始されました。これにより、広島の春を象徴する場所の一つとなっています。
造幣展示室では、日本の貨幣文化に触れることができます。展示されているのは、大判や小判といった古銭から、明治時代から現代に至るまでの多様な貨幣セット、さらには金・銀・銅のオリンピックメダルや、精巧な金属工芸品です。また、特定の期間中には、構内の桜(八重桜)が咲き誇る景観を楽しむことができます。
「花のまわりみち」のメインシーズンは、3月から4月にかけての春です。特に八重桜が満開となる時期に合わせて訪れることが、この場所の特色を十分に味わうポイントとなります。見学時間は、期間中の午前10時から午後4時(最終入館は午後3時45分)までです。季節限定のイベントであるため、訪れる際は事前に開園期間を確認することが求められます。
会場内には特設販売所が設けられ、貨幣セットや金属工芸品の販売が行われます。造幣局が手がける精密な工芸品を直接手に取る機会となります。ただし、通常の工場見学は「花のまわりみち」期間中は休止されるため、展示室での貨幣鑑賞や、桜の景観を楽しむことが中心となります。
造幣局広島支局は、広島市の西側に位置する五日市エリアにあります。周辺には住宅街や商業施設があり、公共交通機関を利用してアクセスしやすい環境です。広島中心部からの移動には、バスや鉄道が利用されます。
会場内は全面禁煙です。また、会場内での飲食は禁止されています。自転車での会場内への入場も制限されているため、徒歩での移動が基本となります。ペットの同伴は、身体障害者補助犬を除き、原則として禁止されています。また、悪天候時にはイベントが中止される場合があるため、天候の変化に注意が必要です。