
ガイド
由布院駅舎は、大分県由布市に位置するJR久大本線の駅です。1990年に竣工したこの駅舎は、日本を代表する建築家の一人である磯崎新氏によって設計されました。建物全体が黒で統一されたシックな外観を持ち、中央部は高さ12mの吹き抜けを持つ広大なコンコースとなっています。改札口が存在しない「ラッチのない改札」という構造を採用しており、観光客がスムーズにホームへ移動できる設計です。駅舎内には待合室としての機能だけでなく、イベントホールやギャラリーとしての役割も兼ね備えています。
本駅舎は、礼拝堂をイメージした設計がなされています。木造の構造でありながら、モダンで洗練されたデザインが特徴です。地域住民と観光客の交流を目的としており、コンコースは単なる通過点ではなく、文化的なイベントが行われる場としても機能しています。また、駅舎内には由布院温泉観光案内所が設置されており、地域の観光拠点としての役割を果たしています。
最大の構造的特徴は、12mの高さがある開放的な吹き抜け構造です。この広大な空間は、訪れる者に開放感を与えます。また、1番線ホームには温泉水を利用した足湯が設置されており、列車の待ち時間などに利用できる設備があります。さらに、駅の到着メロディーには向谷実氏による楽曲「Elegant Trip」が使用されており、駅の雰囲気を作り出しています。駅舎向かいには手荷物託送サービス「ゆふいんチッキ」の拠点もあり、観光の利便性を高めています。
駅舎内は、コンコースとホームを隔てる大型のガラス扉によって、外気の影響を抑える構造になっています。冬場や寒い季節には、待合室に設置された床暖房の設備により、暖かさを保った状態で待機することが可能です。季節を問わず、日中の明るい時間帯には、吹き抜けから差し込む光とモダンな建築美を確認できます。
駅での主な体験として、1番線ホームでの足湯利用があります。これは有料の設備です。また、駅構内の観光案内所では、辻馬車や観光タクシーの予約、レンタサイクル(楽チャリ)の貸し出し、レンタカーの手配などが可能です。駅を起点として、由布院エリアの散策や温泉観光への準備を行うことができます。
駅を出てすぐの場所には、駅前通りがあり、周辺には多くの飲食店や宿泊施設、土産物店が集まっています。また、駅の向かい側には手荷物託送サービスを提供する建物があり、観光客の荷物管理をサポートしています。由布院温泉エリアへの玄関口として、非常に利便性の高い立地です。
駅舎内はバリアフリーに対応しており、ホーム間はスロープや構内踏切で接続されています。足湯を利用する際は、周囲の迷惑にならないようマナーを守って利用してください。支払いは、駅構内の施設や周辺の観光施設において、現金、クレジットカード、交通系ICカードが利用可能です。観光案内所での予約や相談については、現地のスタッフへ直接確認してください。