
ガイド
雲場池は、長野県北佐久郡軽井沢町に位置する池です。かつての外国人避暑客からは「スワンレイク(白鳥の湖)」という愛称で親しまれてきました。池の水は、御膳水(おみずはた)と呼ばれる湧き水を水源としています。池の周囲には約1kmの散策路が整備されており、水面に映る木々や、カルガモなどの野生動物の姿が見られます。
明治・大正期、軽井沢が外国人向けの別荘地として開拓された時代、この場所は富裕層の散策コースとして利用されてきました。池の水は、明治天皇の巡幸の際に昼食の御膳に使用されたことから「御膳水」と呼ばれる歴史を持っています。また、池の形状にまつわる「ダイダラボッチ(伝説の巨人)の足跡」という伝承も残されています。

雲場池の主な見どころは、水面に映り込む四季の景観です。春から夏にかけては新緑が水面に映り、秋にはモミジやカエデが鮮やかに色づきます。冬には雪化粧をした景色が見られます。また、池の周囲を一周する約1kmの遊歩道は、平坦な道となっており、周囲の自然を間近に感じられるルートです。
季節による景観の変化が特徴的です。紅葉の時期は、例年10月上旬から色づき始め、10月中旬から11月上旬にかけて見頃を迎えます。特に10月下旬から11月上旬は、モミジやカエデ、ブナなどの木々が色づき、水面とのコントラストが際立つ時期です。冬には雪景色が見られ、夏には新緑の景観が見られます。

池の周囲にある約1kmの散策路を歩くことが、代表的な過ごし方です。散策路は平坦に整備されているため、周囲の風景を眺めながらのんびりと歩くことができます。季節によって、水面に映る木々や、池に集まる鳥などの自然現象を確認できます。
雲場池の周辺には、美術館や外人墓地などの施設が点在しています。これらは軽井沢の観光コースの一部として組み込まれることが多いエリアです。また、近隣には「ホテル鹿島ノ森」があり、その敷地内にある湧水が雲場池の水源となっています。

散策の際は、歩きやすい靴の着用を推奨します。周囲の自然環境を維持するため、ゴミの持ち帰りやマナーを守った行動が求められます。