
ガイド
浮羽稲荷神社は、福岡県うきは市の城ヶ鼻公園内に位置する神社です。昭和32年に京都の伏見にある稲荷大明神を勧請(かんじょう)して設立されました。公園内の中心に位置しており、朱色の鳥居や社殿が特徴的な景観を作り出しています。地域における信仰の場として、また公園利用者にとっての憩いの場として親しまれています。
本神社の歴史は、昭和30年代の公園設立計画と深く結びついています。当時、地域の有志によって「町民の憩いの場」としての公園設立が計画され、その公園の中央に信仰の場として稲荷神社を建設することが構想されました。昭和32年12月に新社殿が奉祀され、昭和33年には宗教法人として認可されました。京都の伏見稲荷の伝統を受け継ぎ、地域に根ざした歴史を歩んできた場所です。祭神には稲魂大神、大山咋神、菅原道真公が祀られています。

最大の特徴は、公園の景観と調和した朱色の鳥居と社殿です。京都の伏見稲荷をモデルとした構成となっており、視覚的にも非常に印象的な風景が広がっています。また、神社には「奥の院」として松尾天神が設けられており、神社の構成に深みを与えています。季節や時期によっては、年末年始に「運試し(福引き)」などの特別な催しが行われることもあり、参拝客に親しまれています。
神社は基本的に無人で運営されており、日常的には静かな環境で参拝が可能です。毎月1日の午前6時半からは、商売繁盛や安全祈願のための祈祷が行われます。また、1月元旦や2月初午日、4月の春の大祭など、季節ごとの例祭が行われる時期は、より一層の活気に包まれます。年末には、12月31日の午後10時から翌年3日の午後5時まで「運試し」が行われるなど、特別なイベントが実施される時期もあります。

参拝とともに、御朱印の授与を受けることができます。御朱印は、神社内の札所(10時〜16時)または、提携しているサンピットバリュー浮羽店(10時〜18時)にて授与されています。また、年末年始などの特別な時期には、地域独自の催しが行われることもあります。神社周辺の公園エリアは、散策や風景を楽しむ場所としても活用されています。
神社は「城ヶ鼻公園」の中に位置しています。そのため、参拝の前後には公園内の散策を楽しむことができます。また、うきは駅方面から県道52号線を南下した場所にあり、周辺の自然環境とともに観光のルートに組み込むことができます。

神社への参拝にあたっては、一般的な神社と同様のマナーを守ってください。御朱印をいただく際は、現金(500円や300円など)を用意しておくとスムーズです。また、年末年始の催しなどで「運試し」を行う場合は、1回1,000円の料金がかかります。