
ガイド
徳川ミュージアムは、水戸徳川家の歴史に関連する貴重な史料を多数所蔵する博物館です。水戸徳川家の13代当主であった徳川圀順公が、伝来の大名道具や古文書類を寄贈したことで設立されました。展示されているのは、徳川家康公の遺品をはじめ、歴代藩主やその家族が大切に受け継いできた約3万点に及ぶ什宝です。また、敷地内には彰考館文庫の収蔵品もあり、歴史的な資料が豊富に揃っています。
当館の設立背景には、水戸徳川家の歴史を後世に伝えるという目的があります。寄贈された大名道具や古文書類は、当時の文化や生活、そして水戸徳川家が果たしてきた役割を示す重要な資料です。展示されている品々には、徳川家康公に由来する遺品や、歴代の藩主たちが所有していた品物が含まれており、日本の歴史における徳川家の存在感を裏付ける資料が集まっています。

展示の核となるのは、徳川家康公の遺品を中心とした貴重なコレクションです。これらは「駿府御分物」と呼ばれる品々を含み、歴史的な価値が高いものです。また、歴代藩主やその家族が使用していた什宝約3万点、さらに彰考館文庫に収蔵されている『大日本史』の草稿や、全国から集められた古文書類約3万点も、当館の重要な展示内容となっています。これらを通じて、江戸時代の文化や水戸徳川家の歴史を、実物を通じて確認できます。
当館は、10:00から17:00まで開館しており、季節を問わず歴史資料の鑑賞が可能です。展示内容の特性上、特定の季節による変化はありませんが、最終入館時間は16:00となっているため、余裕を持って訪れることが推奨されます。展示室内の環境は、貴重な資料を守るために適切に管理されています。

当館では、実物の歴史資料を鑑賞することに特化した展示が行われています。デジタルデータベース(英語・日本語)も用意されており、展示されている資料の詳細をオンラインで確認することが可能です。静かな環境の中で、徳川家に関連する品々や古文書の数々をじっくりと鑑賞することができます。
敷地内には、西山御殿や水戸徳川家墓所が含まれています。これらは、徳川家に関連する歴史的な場所として、ミュージアムと併せて位置づけられています。博物館の展示とともに、周辺の歴史的な環境についても触れることができます。
博物館内では、貴重な資料を保護するため、マナーを守った行動が求められます。