ガイド
戸越銀座商店街は、東京都品川区に位置する全長約1.3kmの非常に長い商店街です。関東有数の規模を誇り、約400軒もの店舗が軒を連ねています。かつて関東大震災の際、銀座から譲り受けたレンガを道路に敷き詰めたという歴史的な背景から「戸越銀座」と名付けられた、由緒ある「あやかり銀座」でもあります。現在は「食べ歩きの街」や「下町グルメの聖地」として知られ、週末には多くの観光客や買い物客で賑わいます。
この商店街の歴史は、大正12年の関東大震災に遡ります。当時、甚大な被害を受けた銀座では、道路の復旧に際して不要となったレンガが大量に発生しました。この銀座のレンガを戸越の商店街が譲り受け、水はけの悪かった道路に敷き詰めたことが、現在の商店街の礎となりました。この縁から、銀座の繁栄にあやかる願いを込めて「戸越銀座」と名付けられたと言われています。また、電柱の地中化やドライミスト装置の導入など、近代的な設備も整っており、伝統を守りつつも進化し続ける街の姿を見ることができます。
戸越銀座の最大の魅力は、なんといっても「コロッケ」です。多くの店舗が独自のレシピによる「戸越銀座コロッケ」を開発しており、1個100円前後から楽しめるものも多く、食べ歩きに最適です。例えば、おでんが入った「おでんコロッケ」や「餃子コロッケ」など、バラエティ豊かな味わいを楽しむことができます。
コロッケ以外にも、香ばしい醤油の香りが漂う焼き鳥、新鮮な魚介、さらには動物柄の可愛いドーナツやクッキーといったスイーツまで、幅広いジャンルのグルメが揃っています。地元の日常を感じながら、安くて美味しい日本食を堪能できるのが魅力です。
季節を問わず賑わっていますが、特に土日祝日は多くの来街者で活気に満ち溢れます。また、商店街は街路灯が明るく、夜の散策も安心感があります。春には、近くの戸越公園で満開の桜を楽しむのもおすすめです。
歩き疲れたら、本格的な温泉を楽しめる「戸越銀座銭湯」へ立ち寄ってみましょう。地下から汲み上げた天然温泉や、東京の空を眺められる露天風呂、サウナなどが用意されており、旅の疲れを癒やすのに最適です。
江戸時代の大名の別邸跡に位置する「戸越公園」では、池の周りの園路を散策したり、ベンチに座って穏やかな日常の風景を眺めたりと、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
1526年に創立されたとされる、地域を守る歴史ある神社です。都会の喧騒を忘れさせるような静寂な空間が広がっています。
15世紀の江戸時代から続く歴史を持つ公園です。豊かな樹木や池があり、地元の人々の憩いの場となっています。