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天下祭(てんかまつり)または御用祭(ごようまつり)は、江戸時代より継続している東京の代表的な祭礼です。主に神田明神の神田祭と、日枝神社の山王祭を指します。これらは江戸の歴史において重要な位置を占める行事です。
江戸時代において、これらの祭礼は特別な扱いを受けてきました。神田祭と山王祭は、江戸城を守護する神社として、祭りの際には山車が江戸城に入り、将軍へ拝謁することが許されていました。このことから、天下祭という名称で呼ばれてきました。江戸の年中行事の中でも、とりわけ盛んに行われてきた祭礼です。
江戸一帯には、他にも多くの祭礼が存在していました。赤坂の氷川明神祭、牛込の赤城明神祭、小石川の白山明神祭、本郷の湯島天満宮祭、下谷の下谷稲荷祭、浅草の鳥越明神及び三社権現祭、向島の牛御前祭、深川の富岡八幡宮祭(深川祭)、亀戸の亀戸天満宮祭、王子の王子権現祭などが挙げられます。これらは江戸の文化を構成する要素です。