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高瀬ダム

ガイド

高瀬ダム

約3分

概要・魅力

高瀬ダムは、長野県大町市に位置する高さ176m、ダム体積1,159万㎥のロックフィルダムです。この規模は日本第2位の堤高であり、2005年には「ダム湖百選」にも選定されました。ダムの大部分は湖水の底から採取した岩盤や砂礫を利用して建設されています。周囲は国立公園内にあり、季節ごとに変化する豊かな自然環境に囲まれています。

歴史と文化背景

1971年に着工し、1979年に竣工しました。ダム湖には、地元の伝説「犀龍と泉小太郎」に由来する名前が付けられており、湖岸には竜と少年の銅像が設置されています。また、ダム周辺の地形には、温泉水中の溶解物が堆積してできた国の天然記念物「噴湯丘」が存在するなど、地質学的にも貴重な場所です。

高瀬ダム 1

主な見どころ

高瀬ダム周辺には、自然と土木技術が融合した複数のスポットがあります。

  • *槍見台(やりがみだい)**: ダムの端に位置する展望台です。天候や視界が良い日には、遠方に槍ヶ岳の山頂を望むことができます。
  • *不動沢のつり橋**: 槍見台の下にあるトンネルを抜けた先に位置する吊り橋です。登山道への入口としても利用されます。
  • *濁沢の滝**: ダム堰堤から徒歩で約20分から30分の距離に位置する滝です。白い岸壁から水が流れ落ちる様子が見られます。
  • *仙人岩**: 十数人が岩陰に入れるほどの大きさを持つ巨大な岩です。
  • *噴湯丘**: 河原に湧き出した温泉水などの堆積物によって形成された、国の天然記念物です。

季節・時間帯別おすすめ

高瀬ダム周辺は四季を通じて変化します。

  • *春(5月下旬〜6月中旬)**: 新緑の季節であり、深い緑と川のせせらぎが特徴です。
  • *夏(7月〜8月)**: 緑が鮮やかになり、ダム湖の景観が際立ちます。
  • *秋(9月下旬〜11月上旬)**: 紅葉の見頃は10月中旬から10月下旬です。周囲の山々が鮮やかな色彩に染まります。
  • *冬(12月〜3月)**: 雪に覆われた景色が広がります。なお、冬期は道路が通行止めとなるため注意が必要です。
高瀬ダム 2

体験・アクティビティ

ダム周辺は登山や自然観察に適しています。ダム湖の周辺を歩いたり、展望台からの景色を確認したりすることが可能です。また、登山道(裏銀座方面など)の起点としても利用されています。ただし、ダム天端へのアクセスは特定タクシーの利用が必要であり、運行期間や時間帯が定められています。

周辺エリア

ダム周辺には、歴史や自然に関連するスポットが点在しています。

  • *七倉登山口**: 登山客が利用する主要な拠点です。
  • *湯俣温泉**: ダム湖の奥に位置する温泉地で、登山客のベースキャンプとして利用されています。
  • *安曇三ダム**: 近隣には黒部ダムや、ダムを巡る周遊ルートが整備された地域があります。
高瀬ダム 3

持ち物・服装・マナー

高瀬ダムへのアクセスには注意が必要です。一般車両の通行は禁止されており、特定タクシーを利用する必要があります。また、天候や雨量によって通行規制が行われることがあります。

  • *支払い**: タクシー利用時は現金やカードの準備を推奨します。
  • *英語対応**: 観光施設としての英語案内は限定的です。
  • *予約**: タクシーを利用する場合は、事前に各タクシー会社への連絡が必要です。
  • *服装**: 登山や徒歩移動が含まれるため、歩きやすい靴や防寒具を準備してください。
  • *電波状況**: ダム天端は電波状況が悪いため、緊急時の連絡手段を確認してください。
  • *マナー**: 自然保護のため、ゴミの持ち帰りや植物の採取禁止などのルールを遵守してください。