
ガイド
層雲峡温泉氷瀑まつりは、北海道上川郡上川町の層雲峡、石狩川河川敷で開催される冬季のイベントです。1976年に始まり、長年にわたり開催されている歴史ある行事です。会場は1万平方メートルの広さを持ち、冬季の寒冷な気候を活かして、氷で建設された大規模な建造物やオブジェが設置されます。夜間には、これらの氷の造形物が様々な色の照明でライトアップされ、会場全体が七色の光に包まれます。
このまつりは1976年(昭和51年)に始まりました。第1回開催にあたっては、彫刻家・竹中敏洋氏の指導のもとで発案されました。2005年には開催30周年を迎え、2025年には第50回の節目となる開催が行われています。石狩川の畔という自然環境の中で、地域の寒さを利用した独自の文化として定着しています。
会場には、氷で造られた多様な建造物が立ち並びます。特筆すべきは、高さ13メートルに達する氷の展望台です。この展望台からは、会場全体の様子を360度の視点で眺めることが可能です。また、氷で造られた「氷爆神社」も設置されており、氷のオブジェに硬貨が付着する仕組みの賽銭所も設けられています。さらに、かまくらや自然をテーマにしたデザインのオブジェ、氷のトンネル、氷の彫刻などが会場を彩ります。
開催時期は例年1月下旬から3月中に設定されています。イベントの特性上、日没後の時間帯にライトアップが行われるため、夕方から夜にかけての訪問が中心となります。会場では、オープニングセレモニーや氷瀑太鼓、お楽しみ抽選会、餅まきといった催しが行われることがあります。また、企業による協賛による花火が打ち上げられることもあります。
会場内では、氷の造形物の中を通り抜ける体験や、氷の展望台からの景色、そして氷の神社での参拝などが可能です。また、会場内にはお土産を購入できる販売所も設置されています。季節や開催回によって、様々なイベントが行われることも特徴の一つです。
会場である石狩川河川敷のすぐ近くには、層雲峡温泉街が広がっています。氷のイベントを楽しんだ後、周辺の温泉施設を利用することが可能です。多くの旅行会社からは、この氷瀑まつりに合わせたパックツアーも提供されています。
会場は石狩川の河川敷であり、冬季の極寒環境下での開催となります。防寒対策として、厚手のコートや手袋、帽子などの装備が必要です。足元は雪や氷の上を歩くため、滑りにくい靴を用意してください。支払いは、会場内の販売所などで現金が必要となる場合があります。また、英語での案内や対応状況については、現地の運営状況をご確認ください。