
ガイド
しらかば2in1スキー場は、長野県北佐久郡立科町の白樺湖エリアに位置する、標高1,500mを超える高原のリゾート施設です。この名称は、かつて独立していた「しらかば国際スキー場」と「しらかば高原スキー場」が一体となったことに由来しています。最大の特徴は、初心者から上級者まで幅広い層に対応した多彩なコースバリエーションと、エリア内でも高い水準にある「晴天率の高さ」です。広大なゲレンデは、スキーヤーやスノーボーダーがゆったりと滑走できる環境を備えています。
このスキー場は、1976年に「しらかばスキー場」としてルミエール側がオープンし、その後1986年にコアハウス側が完成しました。1990年には現在の形となるリフト設備が整い、二つのスキー場が融合した「2in1」の体制となりました。現在は自治体である立科町が所有する町営スキー場として、地域に根ざした運営が行われています。歴史ある施設でありながら、地形の変化を活かしたコース設計がなされており、長年にわたり白樺湖エリアの主要なレジャー拠点としての役割を果たしてきました。

ゲレンデは、横に広い形状をしており、リフトを乗り継ぐことなく滑走できるコースが多く存在します。初心者向けの緩やかな斜面が充実しているため、練習や家族連れでの利用に適しています。一方で、未圧雪のバーンやパークアイテムも用意されており、地形の変化やスピード感を求める層も対象としています。また、山頂からは八ヶ岳や南アルプス、車山などの雄大な景色を望むことができ、雪景色とともに美しい眺望を楽しめる点も大きな特徴です。地形の変化が面白く、カービングを好むスノーボーダーにも適したエリアが存在します。
冬季(12月〜3月)はスキー・スノーボードのメインシーズンです。特に晴天率が高い時期は、青空の下で美しい雪景色を楽しむことができます。12月中旬から3月下旬にかけての標準的な営業時間は8:30から16:30ですが、初滑りや春スキーの期間(3月下旬以降)は9:00から15:00へと変更される場合があります。春スキーの時期には、週末限定で「BBQランチサービス」が実施されることもあり、雪解けを感じながらのランチも一つの要素となります。
スキーやスノーボードのほか、ファミリー向けの「ちびっ코パーク」では、そり遊びなどのアクティビティが行われています。また、マウンテンカート(スノー用)などの体験メニューも提供されており、雪上での多様なレジャーが可能です。コースにはパークアイテム(エンビレール、BOX、キッカー等)も設置されており、パークでの滑走も可能です。さらに、ゲレンデ内にはレストランが併設されており、ボリュームのあるカレーや丼物などの食事を楽しむことができます。
スキー場周辺には、観光に役立つ施設が豊富に揃っています。白樺湖畔には「白樺湖温泉 すずらんの湯」や「池の平ホテル」などの温泉施設があり、滑走後の疲れを癒やすことができます。また、宿泊施設としてゲレンデ直結の「白樺湖ビューホテル」や、周辺のペンション・ホテル群が点在しており、滞在型の観光が可能です。文化的なスポットとしては、藤城清治氏の作品を展示する「世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館」なども近く、スキー以外の観光も可能です。
スキー・スノーボードを行う際は、防寒着、グローブ、ゴーグル、ヘルメットなどの基本装備が必要です。レンタルサービスも提供されています。服装については、気温の変化に対応できる重ね着を推奨します。支払方法については、公式サイトでの事前予約や当日券の購入がありますが、雪の状況により変動するため、現地の指示に従ってください。また、駐車場は無料で広く、ゲレンデまでフラットな動線が確保されています。パーク利用や特定のコース滑走にあたっては、現地のルールや規制に従う必要があります。