
ガイド
下田公園は、静岡県下田市の高台に位置する公園です。標高約70mの鵜島山頂に主郭を置く下田城の跡地であり、現在は自然公園として整備されています。園内からは下田港の全景が確認できます。季節ごとにツツジ、紫陽花、椿などの植物が咲く場所です。
この場所は、かつて南伊豆の防衛拠点として築かれた下田城の城址です。後北条氏が豊臣秀吉の襲来に備えて築城した歴史があります。天正18年(1590年)には、豊臣方の軍勢による50日間にわたる籠城戦が行われました。現在は、開国に関連する歴史を伝える開国記念碑や、下岡蓮杖の碑などの遺構が設置されています。

園内には、城郭時代の構造を示す空堀や、櫓台(やぐらだい)の基礎となる土壇が残されています。また、歴史的な記念碑や碑が点在しています。季節によって、春にはツツジ、初夏には紫陽花、冬には椿が満開となる景観が確認できます。地形を利用した城郭の跡が、現在の公園の景観を構成しています。
春(3月〜5月頃)にはツツジ、初夏(6月頃)には紫陽花、冬(12月〜2月頃)には椿が見られる時期があります。公園は24時間開放されていますが、日中の明るい時間帯には、下田港の景色と植物の色彩が確認できます。

園内は散策路が整備されており、城郭跡の空堀や、歴史的な碑を巡る歩行が可能です。地形の起伏がある場所では、かつての城郭の構造を確認しながら、公園内の各所を歩くことができます。
下田公園の周辺には、歴史的な建造物やペリーロードなどの観光スポットが存在します。伊豆急下田駅から徒歩約20分の距離にあり、周辺の歴史的な街並みと併せて確認することが可能です。
公園内は起伏のある地形や階段、空堀などの箇所があります。歩きやすい靴での移動が適しています。支払いは、公園内の施設利用時を除き、基本的に無料のエリアです。英語での案内板等は限られるため、事前に地図等の確認が推奨されます。撮影については、公共の場としてのマナーを守って実施してください。