
ガイド
ルスツリゾートは、北海道・留寿都村に位置する世界屈指のスノーリゾートです。2025年の「ワールドスキーアワード」において、「日本ベスト・スキー・リゾート部門」で日本最多となる6度目の受賞を果たしており、そのクオリティの高さは国際的にも高く評価されています。3つのピーク(ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラ)からなる広大なエリアには、4つのゴンドラと14のリフトが設置されており、初心者から上級者まで幅広い層に対応した37ものコースが展開されています。また、羊蹄山の南東に位置する地理的条件により、質の高いドライパウダーが降り注ぐことが特徴です。
ルスツリゾートの開発は1972年に遡ります。当初は「大和ルスツスキー場」としてスタートしましたが、経営体制の変更を経て、現在は加森観光グループによる運営が行われています。単なるスキー場としてだけでなく、遊園地やゴルフ場、宿泊施設を備えた「通年型リゾート」としての発展を遂げてきました。特に、冬季の稼働を最大化するための戦略的な施設整備や、地域経済への貢献を含めたリゾート開発の歴史は、北海道を代表するレジャー施設としての地位を確立する礎となっています。

ルスツリゾートの最大の魅力は、その地形の多様性と雪質の高さです。ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラの3つのエリアそれぞれが異なる個性的な地形を備えています。初心者向けのワイドな緩斜面から、上級者を満足させるアグレッシブなバーンまで、バリエーション豊かなコースレイアウトが特徴です。また、太平洋側に近い気候の影響を受け、晴天率が高い日には、美しいパウダー雪と青空のコントラストを楽しむことができます。スキーやスノーボードだけでなく、リゾート内の施設で過ごす時間そのものが、特別な体験となります。
冬季(11月中旬〜)は、本格的なウィンタースポーツを楽しむためのベストシーズンです。1月や2月は、最も雪が降り積もり、極上のパウダースノーが期待できる時期です。一方で、夏場にはウェストマウンテン山頂が「羊蹄パノラマテラス」として開放されており、四季を通じて異なる景色を楽しむことができます。夜間は、リゾート内の照明に照らされたゲレンデや、ライトアップされた景色も魅力的な要素の一つです。

ゲレンデでは、スキーやスノーボードのほか、スノースクールも充実しています。全日本スキー連盟(SAJ)公認のスキースクールや、日本スノーボード協会(JSBA)公認のスノーボードスクールがあり、技術向上を目指すことができます。また、リゾート内には「ルスツ・ウェルネス」のコンセプトに基づいた温泉施設もあり、滑った後の身体を癒やすことができます。さらに、ショッピングや多彩なダイニング施設も揃っており、食事や買い物を含めたトータルなリゾートライフが可能です。
リゾート内には、宿泊施設として「ウェスティン ルスツリゾート」や「ノース&サウスウィングホテル」など、多様な選択肢があります。また、周辺には洞爺湖や登別温泉といった有名な温泉地も近く、北海道観光の拠点としても非常に優れた立地にあります。札幌市内や新千歳空港からも車で約90分程度の距離にあり、アクセスも良好です。
冬季に訪問する場合は、防寒性能の高いウェアやグローブ、ゴーグル、ヘルメットなどの滑走用ギアが必須です。リゾート内には最新のアイテムを揃えた「Salomon & Atomic Rental Station」があり、レンタルも可能です。支払いについては、現金に加えて、主要なクレジットカード(Visa, MasterCard等)が利用可能です。また、英語での案内やスタッフによる対応も、リゾートの国際的な基準に合わせて整備されています。