ガイド
六甲オルゴールミュージアム(ROKKO Mori no Oto Museum)は、兵庫県神戸市の六甲山上に位置する、自動演奏楽器をテーマとした博物館です。19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したオルゴールやオートマタ(自動人形)などの貴重な展示品を、その音色とともに鑑賞できる施設です。六甲山の自然環境の中で、音楽と技術の歴史に触れることができます。
当ミュージアムでは、19世紀後半から20世紀初頭の自動演奏楽器を中心に展示しています。これらは、当時の高度な技術によって作られた楽器であり、音楽の歴史を伝える貴重な資料となっています。展示されている楽器の中には、スイス製やアメリカ製など、世界各地の技術が反映されたものも含まれています。
館内では、多彩な自動演奏楽器の展示が行われています。主な展示品には、1880年頃にスイスで作られたシリンダー・オルゴール「サブライム・ハーモニー」や、1900年頃のアメリカ・レジーナ社製のディスク・オルゴール「オーケストラル・レジーナ6型」などがあります。また、自動人形であるオートマタ「アクロバットをするピエロ」(1993年、スイス製)や、自動演奏ピアノ、自動演奏バイオリンなども展示されており、これらが実際に奏でる音を鑑賞することができます。
季節ごとに表情を変える六甲山の自然を感じながら、館内の展示やコンサートを楽しむことができます。特に、自然の景観を活かしたSIKIガーデンでは、四季折々の植物の姿を確認できます。また、日中の時間帯には、自動演奏楽器によるコンサートが開催されており、楽器の音色を直接聴くことができます。受付は16:00に終了するため、夕方の時間帯に訪れる際はご注意ください。
当施設では、音楽に関連した体験プログラムが用意されています。代表的なものに「オルゴール組立体験」があり、お客様自身の手でオルゴールを作り、その技術を体験することができます。コースは2種類あり、手軽な「一般コース」と、より本格的な製作ができる「上級コース」が用意されています。なお、上級コースは完全予約制となっています。また、ミュージアムショップでは、職人が製作するオリジナルブランド「神戸オルゴール」などの販売も行っています。
ミュージアムの周辺には、自然豊かな施設が点在しています。徒歩5分の場所には、世界の高山植物や六甲山自生植物を栽培する「六甲高山植物園」があります。また、六甲山上の周辺施設として、バーベキュー場などが併設されたアスレチックパークなども存在します。これらを通じて、六甲山の自然と音楽の両面を体験することが可能です。
施設内では、季節や天候に合わせた服装をお選びください。特に、屋外のガーデンエリアを散策する場合は、歩きやすい靴が適しています。