
ガイド
六甲高山植物園は、兵庫県神戸市の六甲山上に位置し、北海道南部に相当する恵まれた気候を活かして、高山植物を中心に世界の寒冷地植物を展示している植物園です。六甲山の四季折々の花や自然の姿を見ることができます。スイスのベルン州にあるシーニゲプラッテ高山植物園と姉妹提携を結んでおり、園内の道標がスイスのハイキングコースと同様のデザインになっているなど、国際的な雰囲気も併せ持っています。
当園は、皇室との関わりが深い歴史を持っています。1958年には上皇が皇太子時代に訪れ、その際に園内に架けられた吊橋は「プリンス・ブリッジ」と名付けられました。また、1981年には昭和天皇が神戸を訪問された際に当園を訪れています。昭和天皇は園内のエンコウソウ群落に関心を示され、その後、エンコウソウの30株が皇居吹上御苑に献上・移植されたという経緯があります。園内には、これらの歴史を伝える記念碑や、皇室三代の訪問時の記念植樹が設置されています。

園内には、高山植物をはじめとする世界の寒冷地植物が展示されています。スイスのシーニゲプラッテ高山植物園との提携により、スイスの雰囲気を感じられる要素も多く、季節ごとに異なる植物の姿を見ることができます。また、園内の造形やデザインにもスイスの影響が見られ、日常とは異なる風景を楽しむことができます。
開園期間は3月中旬から11月29日までの期間です。春(3月〜5月頃)には高山植物の芽吹きや開花、夏には緑豊かな自然の姿、秋には季節の移ろいを感じる景観が広がります。開園時間は10:00から17:00までとなっており、最終入園は16:30です。イベント開催時には開園時間が延長される場合もあります。

季節ごとの植物の観察ができるほか、スイスのハイキングコースを模したデザインの道標に囲まれながら、自然の中を歩くことができます。また、園内では季節に合わせたイベントが行われることもあり、スイスの州旗の掲揚や、期間限定の装飾などが展示されることもあります。
六甲山上には、ROKKO森の音(ね)ミュージアムなどの施設があり、植物園とあわせて利用できるお得な共通券も販売されています。また、六甲ケーブルや六甲有馬ロープウェーを利用して、周辺の観光スポットへアクセスすることも可能です。

植物園内は自然環境であるため、歩きやすい靴での訪問が推奨されます。支払いは、チケット購入時にクレジットカードや交通系ICカードが利用可能ですが、詳細は現地にてご確認ください。園内には、スイスのデザインを取り入れた道標や、歴史的な記念碑、植物の展示があります。