ガイド
温身平は、山形県小国町にある「ブナの森温身平」として知られる森林セラピー基地です。2006年に全国で初めて森林セラピー基地として認定されました。この場所の最大の特徴は、ブナを中心とした広葉樹の森がもたらす、科学的に実証された癒やしの効果です。都市部と比較してストレスホルモン(コルチゾール)が減少し、副交感神経が活性化されることが研究によって明らかにされており、心身のリフレッシュに最適な環境が整っています。
小国町は、飯豊・朝日連峰に囲まれた自然豊かな町であり、町域の95%が森林に覆われています。特にブナを中心とする広葉樹の森は、夏には白い幹に木漏れ日が踊り、冬には一面の雪に包まれる「白い森」として親しまれています。この地には古くから自然と共に生きる文化があり、現在もマタギの歴史や文化を伝える施設などが存在し、自然と共生する精神が受け継がれています。
温身平の魅力は、何といっても「セラピーロード」での散策です。ロードの多くは緩やかな勾配となっており、体力に自信のない方でも安心して森を楽しむことができます。ブナの木々が放つ「森の香り」成分であるフィトンチッド(アルファ・ピネンやリモネンなど)が豊富に含まれており、五感を通じて自然を感じることができます。また、周辺には飯豊連峰の雄大な景色を望めるスポットもあり、自然のエネルギーを全身で感じることができます。
季節ごとに異なる表情を見せるブナの森は、いつ訪れても素晴らしい体験を提供してくれます。夏には瑞々しい緑と木漏れ日のコントラストが美しく、冬には真っ白な雪景色が広がります。森林セラピープログラム(ツアー)を利用する場合は、主に6月から10月の期間が対象となります。季節の移ろいを感じながら、自然のサイクルに身を任せる贅沢な時間を過ごすのがおすすめです。
温身平では、自然をより深く楽しむための様々なプログラムが用意されています。
温身平周辺には、自然を満喫するための宿泊施設や食事処が点在しています。飯豊山荘や川入荘などの温泉宿では、飯豊連峰の絶景を眺めながら、日帰り入浴や食事を楽しむことが可能です。また、地元の旬の食材を使用した料理を楽しめる民宿もあり、山の恵みを存分に味わうことができます。