ガイド
大室山山焼は、静岡県にある大室山で行われる伝統的な行事です。700年もの長い歴史を持つこの行事は、山全体を火で包み込む非常にダイナミックで迫力のある光景が特徴です。自然の力強さを肌で感じることができる、この地域ならではの貴重な文化体験といえます。
この行事は、鎌倉時代から続くと言われるほど長い歴史を持っています。かつては春の訪れを祝う行事として5月に開催されていましたが、天候の影響を考慮し、現在は2月に開催されるようになっています。長い年月を経て受け継がれてきた、伊豆の歴史を感じさせる大切な伝統です。
最大の見どころは、山頂から全山へと火が広がっていく様子です。山頂での噴火口跡への点火や、その後の全山焼へと続くプロセスは、見る者を圧倒する迫力があります。自然を相手にする行事であるため、天候によって内容が変わる点も、この行事の持つリアルな魅力の一つです。
現在は2月に開催されることが一般的です。当日のスケジュール例(※実施内容は年により異なる場合があります)としては、午前中に山頂の噴火口跡での点火が行われ、その後、式典を経て、正午頃から全山に向けて火が広がっていく流れとなります。冬の澄んだ空気の中で行われる、火の祭典をぜひご覧ください。