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岡田美術館

ガイド

岡田美術館

約3分

概要・魅力

岡田美術館は、神奈川県箱根町小涌谷に位置する、東洋美術の至宝が集まる私設美術館です。日本、中国、韓国を中心とした古代から現代に至るまでの美術品を、膨大なコレクションとして収蔵しています。全5階建ての広大な展示スペースは、箱根最大級の屋内展示面積を誇り、自然と一体となった開放的な空間で、美術品とともに「美とやすらぎ」を体験できるのが最大の魅力です。単なる鑑賞にとどまらず、庭園やカフェ、足湯といった、五感で楽しむ施設が充実しています。

歴史と文化背景

本美術館は、実業家である岡田和生氏が、東洋の美術品を広く公開することを目的として設立しました。設立のきっかけは、ある一幅の屏風との出会いだったと言われています。展示されている作品には、歴史的な価値が極めて高いものも多く、例えば、長年所在不明となっていた喜多川歌麿の肉筆大作「深川の雪」や、伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」などが、当館のコレクションとして一般公開され、大きな注目を集めました。また、明治時代のホテル「開化亭」の跡地に建設されており、歴史的な趣を感じさせる空間設計となっています。

岡田美術館 1

主な見どころ

館内では、多岐にわたるジャンルの美術品を鑑賞できます。特に、日本・東洋の絵画、陶磁器、漆器、そして仏像などの宗教美術は、見応えのあるコレクションです。重要文化財に指定されている「木造薬師如来坐像」や、江戸時代の名品である「雪松群禽図屏風」など、時代を超えて愛される美に触れることができます。また、美術館の正面には、640枚もの金地パネルを用いた福井江太郎の巨大な壁画「風・刻(とき)」が飾られており、その圧倒的なスケール感は必見です。

季節・時間帯別おすすめ

岡田美術館は、季節ごとに異なる表情を見せます。美しい庭園は、四季折々の自然の生命力を感じられる空間となっており、季節ごとの景観とともに美術品を楽しむことができます。また、特定の時間帯には、閉館後の「貸切プラン」なども検討されることがあり、よりプライベートな空間で美術に浸ることも可能です。展示内容については、時期によって開催される展覧会が異なるため、訪問前に最新の情報を確認することをお勧めします。

体験・アクティビティ

美術鑑賞の後は、館内の施設でゆったりとした時間を過ごすことができます。昭和初期の日本家屋を改装した「開化亭」では、美しい庭園を眺めながら、うどんや喫茶を楽しむことができます。また、最大の特徴の一つとして、壁画「風・刻」を背景に、100%源泉かけ流しの温泉を楽しめる「足湯カフェ」があります。ドリンクやスイーツを味わいながら、足元から温まる体験は、旅の疲れを癒やすのに最適です。また、ミュージアムショップでは、収蔵作品をモチーフにしたオリジナルグッズも購入可能です。

周辺エリア

美術館は箱根観光のルートに組み込みやすい場所にあります。近隣には、箱根小涌園ユネッサンや、箱根彫刻の森美術館などの主要な観光スポットがあり、箱根エリアの散策とともに楽しむことができます。自然豊かな環境に位置しているため、美術館での鑑賞と、周辺の自然散策を組み合わせたプランがおすすめです。

持ち物・服装・マナー

美術館内は全5階建ての広大な施設であり、展示エリアを巡るため、歩きやすい靴での訪問をお勧めします。展示品を保護するため、館内での撮影ルールやマナーには十分ご注意ください。また、足湯カフェを利用する際は、リラックスできる服装が適しています。展示内容やイベント、休館日などの詳細は、事前に公式サイトでご確認ください。