
ガイド
野幌原始林は、北海道江別市、札幌市、北広島市の3市にまたがる野幌丘陵に位置する、道立自然公園「野幌森林公園」の一部です。大都市の近郊でありながら、まとまった面積の平地林が残されている場所として知られています。公園内の大部分は国有林であり、鳥獣保護区にも指定されています。周囲には天然林や草地、小川、池などが存在し、四季の変化に伴う自然の風景を楽しむことができます。
この地域は、1968年(昭和43年)に北海道百年を記念して道立自然公園に指定されました。公園の総面積は2,053haに及びます。かつては天然記念物としての指定を受けていた時期もあり、北海道の自然環境を守る重要な役割を果たしてきました。現在は、自然学習のための施設や、北海道の歴史を伝える施設が集まるエリアとしての側面も持っています。

公園内には、自然観察のための遊歩道が整備されており、5箇所の入り口からアクセスできます。森林内では、背の高い木々が連なる風景や、季節ごとに変化する草花、小川の流れなどを通じて、自然の景観を楽しむことができます。また、自然学習施設では、自然観察に役立つ展示物や資料が用意されており、地域の生態系について学ぶことができます。
四季を通じて自然の変化を楽しむことができます。春から夏にかけては、青々とした緑や草花の変化、そして野鳥や昆虫の活動が見られる時期です。秋には紅葉、冬には雪に覆われた静かな森林の風景が広がります。特に、自然学習施設などの施設を利用する場合は、開館時間(季節により変動)を確認して訪問することをお勧めします。
整備された遊歩道を歩くことで、森林浴や自然観察を楽しむことができます。公園内には、自然観察会のためのヒントとなる展示や図書も用意されています。また、冬季には周辺の環境に合わせて、歩くスキー(クロスカントリースキー)のコースとして利用されることもあります。自然の中で静かに過ごす時間を目的とした訪問に適しています。
公園内には、自然学習のための施設、北海道博物館、開拓の村、埋蔵文化財センターなどの施設が設置されています。これらの施設は、自然環境とともに北海道の歴史や文化を学ぶことができる場所です。特に、自然学習施設は図書閲覧コーナーや展示があり、自然観察の理解を深めるために利用されています。
森林内を散策するため、動きやすい服装と歩きやすい靴を用意してください。季節に応じた装備(防寒具や虫除けなど)も推奨されます。