ガイド
西公園は、福岡市のほぼ中央に位置する、面積約17万平方メートルの広大な丘陵地を利用した公園です。古くは「荒津山」と呼ばれ、自然の景観を活かした美しい風景が特徴です。明治14年に整備された歴史ある公園であり、現在はマツ、シイ、カシなどの自然林と、サクラやツツジなどの植栽が調和した「水と緑のオアシス」として、市民や観光客に親しまれています。福岡市内、博多湾、そして遠く志賀島までを見渡せる素晴らしい眺望は、都市部にありながら開放感あふれる体験を提供してくれます。
この地は、黒田長政の福岡移封と同時に、東照権現を守護神として祭られたことから、古くより「霊山」として知られてきた景勝の地です。明治14年に自然の丘陵と眺望、渓谷を活かした公園として整備され、当初は「荒津山公園」と称されていました。その後、明治18年に園地の開拓が進められ、サクラやモミジなどが植栽されました。明治33年には「西公園」へと名称が改められ、歴史とともに豊かな自然を育んできました。
西公園には、訪れる人々を魅了する多彩なスポットが点在しています。
季節ごとに異なる表情を見せるのが西公園の魅力です。春(3月〜4月)は、約1,300本の桜が咲き誇る最も賑やかな季節で、夜にはライトアップも行われます。秋(11月〜12月)は、モミジやイチョウの紅葉が美しく、落ち着いた雰囲気の中で散策を楽しめます。また、自然林が残る西側半分は、季節を問わず自然の息吹を感じられる安らぎの場所としておすすめです。
自然を感じながらのウォーキングや、トレイルランニングのトレーニングにも適しています。園内にはトレイルランニング用のトレーニングコースが設定されており、健康づくりに活用できます。ただし、コース内には砂利道や凹凸があるため、足元に注意して安全に楽しんでください。また、ドッグランなどの施設もあり、多様な楽しみ方が可能です。
西公園の周辺には、福岡を代表する観光スポットが多数あります。福岡城天守台のある「舞鶴公園」や、歴史的な「護国神社」、さらにはショッピングやグルメが楽しめる「唐人町エリア」などが近くに位置しています。また、福岡タワーやシーサイドももち海浜公園といった、海辺の近代的な景観を楽しむエリアへのアクセスも良好です。