
ガイド
日本郵船歴史博物館は、神奈川県横浜市中区に位置する、日本郵船グループが運営する企業博物館です。日本の近代化とともに発展してきた海運の歴史を、多角的な展示を通じて伝える施設です。常設展示では、明治維新から現代に至るまでの日本郵船の歩みや、世界へと航路を広げていった時代の様子が、写真、模型、映像などの立体的な展示によって構成されています。
1993年に「日本郵船歴史資料館」として横浜市中区の倉庫内で開館しました。その後、2003年に横浜郵船ビルのオフィススペースを改装して「日本郵船歴史博物館」として再開館しています。この際、竣工時のデザインを復元する大規模な改修が行われ、第15回BELCA賞のベストリフォーム部門を受賞するなど、建築的にも質の高い空間となっています。現在は、周辺の再開発計画に伴い、2023年4月1日から長期休館しており、2027年春頃を目途に「日本郵船博物館」と名称を改めて、隣接する「横濱ビルディング」内にて再開館を予定しています。
展示は、日本の海運史の各フェーズに沿って構成されています。主な展示テーマは以下の通りです。
※現在は長期休館中のため、展示の見学はできません。再開館後は、歴史的な資料や模型、映像を中心とした展示が常設されています。開館前は10:00から、閉館は17:00(入館は16:30まで)のスケジュールで運営されていました。
休館前の施設では、海運に関する図書約1500冊を所蔵するオリエンテーションコーナーや、オリジナルグッズを販売するミュージアムショップなどが設置されていました。再開館後は、海運の歴史を学ぶとともに、博物館のコンセプトに基づいた展示構成が予定されています。
博物館が位置していた横浜市中区海岸通エリアは、横浜港に隣接する歴史的なエリアです。周辺には、国指定重要文化財である「氷川丸」や、横浜の街並みを形成する歴史的建造物が点在しています。現在は再開発が進んでおり、2027年には新しいビルディングへの移転が予定されています。
現在は長期休館中のため、訪問の際は公式サイトでの最新情報の確認が必要です。