
ガイド
日本郵船歴史博物館
約3分概要・魅力
日本郵船歴史博物館は、神奈川県横浜市中区に位置する、日本郵船グループが運営する企業博物館です。日本の近代化とともに発展してきた海運の歴史を、多角的な展示を通じて伝える施設です。常設展示では、明治維新から現代に至るまでの日本郵船の歩みや、世界へと航路を広げていった時代の様子が、写真、模型、映像などの立体的な展示によって構成されています。
歴史と文化背景
1993年に「日本郵船歴史資料館」として横浜市中区の倉庫内で開館しました。その後、2003年に横浜郵船ビルのオフィススペースを改装して「日本郵船歴史博物館」として再開館しています。この際、竣工時のデザインを復元する大規模な改修が行われ、第15回BELCA賞のベストリフォーム部門を受賞するなど、建築的にも質の高い空間となっています。現在は、周辺の再開発計画に伴い、2023年4月1日から長期休館しており、2027年春頃を目途に「日本郵船博物館」と名称を改めて、隣接する「横濱ビルディング」内にて再開館を予定しています。
主な見どころ
展示は、日本の海運史の各フェーズに沿って構成されています。主な展示テーマは以下の通りです。
- *創業と発展**: 郵便汽船三菱会社の創業から、日本郵船への一本化に至るプロセス。
- *世界への展開**: 海外航路の開拓と、世界的な海運会社としての成長。
- *客船の黄金期**: 昭和初期の豪華客船時代を象沢する、浅間丸などの資料や模型。
- *戦時と復興**: 太平洋戦争による被害から、戦後の復興期における航路回復までの歩み。
- *NYKコーナー**: 博物館本館や氷川丸の施設、および日本郵船グループの事業を紹介するコーナー。
季節・時間帯別おすすめ
※現在は長期休館中のため、展示の見学はできません。再開館後は、歴史的な資料や模型、映像を中心とした展示が常設されています。開館前は10:00から、閉館は17:00(入館は16:30まで)のスケジュールで運営されていました。
体験・アクティビティ
休館前の施設では、海運に関する図書約1500冊を所蔵するオリエンテーションコーナーや、オリジナルグッズを販売するミュージアムショップなどが設置されていました。再開館後は、海運の歴史を学ぶとともに、博物館のコンセプトに基づいた展示構成が予定されています。
周辺エリア
博物館が位置していた横浜市中区海岸通エリアは、横浜港に隣接する歴史的なエリアです。周辺には、国指定重要文化財である「氷川丸」や、横浜の街並みを形成する歴史的建造物が点在しています。現在は再開発が進んでおり、2027年には新しいビルディングへの移転が予定されています。
持ち物・服装・マナー
現在は長期休館中のため、訪問の際は公式サイトでの最新情報の確認が必要です。
- *支払い方法**: 再開館後の料金支払いは、クレジットカードや電子マネー等の導入が想定されますが、現在は休館中のため不可です。
- *英語対応**: サイト上には英語ページが存在し、国際的な博物館会議(ICOM/ICMM)への加盟実績があるため、英語での情報提供が行われています。
- *予約**: 再開館時の運用については、公式サイトでの確認が必要です。
- *撮影**: 外観の撮影については、郵船不動産株式会社への問い合わせが必要です。
- *バリアフリー**: 以前の施設は、商業ビル内のため一定のバリアフリー対応がなされていました。