ガイド
那須ステンドグラス美術館は、栃木県那須高原に位置する、日本最大級の規模を誇るアンティークステンドグラス美術館です。イギリスのコッツウォルズにある中世ヨーロッパの貴族の邸宅「マナーハウス」を模して造られた重厚な石造りの建物が特徴です。館内では、1800年代に制作された貴重なアンティークステンドグラスが、光の当たり具合によって刻々と表情を変える幻想的な美しさを見せてくれます。光・香・美・音・風の五感を通じて、日常を忘れるような癒やしのひとときを提供しています。
館内に展示されているステンドグラスの多くは、100年以上前にヨーロッパで作られた歴史ある作品です。ステンドグラスの歴史を辿ると、18世紀は宗教改革の影響で技術が衰退した時期でしたが、19世紀には写実的な描写や安定した色彩を持つ作品が登場しました。さらに19世紀後半には、イギリスの著名な画家たちによって芸術性が高まりました。当館では、こうした歴史的な背景を持つ作品を通じて、当時の職人の技術やヨーロッパの文化に触れることができます。
美術館内には、趣の異なる3つの礼拝堂があり、それぞれで特別な体験ができます。
ステンドグラスは、太陽の光の角度によってその表情が劇的に変化します。時間帯によって光の差し込み方が変わるため、訪れる時間によって異なる表情の芸術を楽しむことができます。また、週末にはコンサートが開催されることもあり、音楽と光が融合する特別な時間を過ごすことができます。
鑑賞だけでなく、自らの手で作品を作る体験も用意されています。館外の「ショップ コルン」では、ステンドグラスやサンドブラストの体験教室を開催しており、オリジナルの作品作りを楽しむことができます。なお、体験教室の予約については、団体利用を除き、当日の受付時間内にお越しいただく形となります。
美術館内は、イギリスのマナーハウスを再現した石造りの建物であり、館内には段差や階段が多く存在します。そのため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。また、ベビーカーをご利用の場合は、段差があるため抱っこ紐等の持参が推奨されています。演奏中の写真撮影や、三脚・一脚を使用した撮影、商業目的の撮影、および人物やペットの撮影は禁止されています。お出かけの際は、事前に公式サイト等で最新の情報を確認されることをお勧めします。