
ガイド
長湯温泉
約3分概要・魅力
長湯温泉は、大分県竹田市直入町に位置する温泉地です。炭酸ガス濃度、湧出量、源泉温度の観点から、炭酸泉としての高い評価を受けています。源泉は36箇所あり、炭酸水素塩泉や二酸化炭素泉など、泉質によって透明から黄白濁まで異なる表情を見せます。多くの施設が源泉かけ流しを行っており、自然環境の中で温泉を楽しむことができます。
歴史と文化背景
長湯温泉の歴史は古く、奈良時代初期の『豊後国風土記』にもその記述が見られるとされています。1706年には、岡藩主中川家のための施設として温泉を取り込んだ御茶屋が建設されました。1933年には、九州帝国大学の博士によって炭酸泉の効果が研究され、その特性が広く紹介されました。1978年には国民保養温泉地に指定されており、古くから人々の健康や休息に寄与してきた歴史があります。また、竹田市はドイツの炭酸泉で有名なバートクロツィンゲン市と姉妹都市提携をしており、その影響を受けた洋館風の温泉館も存在します。

主な見どころ
長湯温泉には、それぞれ異なる設計や特徴を持つ複数の温泉施設があります。
- *長湯温泉療養文化館 御前湯**: ドイツの姉妹都市にちなんだ洋館風のデザインが特徴的な施設です。休憩用の仮眠所も備わっています。
- *ラムネ温泉館**: 建築家・藤森照信氏による設計で、木造小屋風の建物が特徴です。炭酸ガスを含む透明な湯が特徴です。
- *ガニ湯(カニ湯)**: 芹川の河原にある石組の露天風呂です。周囲の自然を感じながら入浴できるスポットです。
- *クアパーク長湯**: 建築家・坂茂氏による設計で、自然の素地を活かしたデザインの温泉療養複合施設です。
- *飲泉所**: 温泉街のあちこちに、湧水や飲泉ができるスポットが点在しています。
季節・時間帯別おすすめ
長湯温泉は、季節や時間帯によって異なる環境を楽しむことができます。ガニ湯では、夜間に川のせせらぎを聞きながら入浴することが可能です。また、炭酸ガスの特性として、水温が高いほど水に溶けにくくなる性質があるため、泉温による変化も特徴の一つです。施設によって営業時間が異なるため、事前に確認が必要です。
体験・アクティビティ
長湯温泉では、炭酸泉の特性を活かした入浴体験が中心となります。ラムネ温泉館では、その名の通りラムネのような見た目の湯を楽しむことができます。また、クアパーク長湯では、温泉療養と運動を組み合わせた複合的な施設を利用できます。温泉街の周辺には、芹川の流れに沿った景観が広がっており、周囲の自然環境と共生した滞在が可能です。
周辺エリア
温泉街は芹川の流れに沿って展開しており、周辺には旅館、国民宿舎、公衆浴場、飲泉所などが点在しています。ガニ湯周辺には宿泊施設が集中しており、温泉街の周辺には田園風景が広がっています。また、道の駅ながゆ温泉などの周辺施設も利用可能です。
持ち物・服装・マナー
温泉施設を利用する際は、以下の点に注意してください。
- *支払い方法**: 施設により異なりますが、現金またはクレジットカード、交通系ICカードなどが利用可能です。公衆浴場(天満湯や長生湯など)では現金が必要な場合があります。
- *英語対応**: 施設により、案内板やスタッフの対応状況が異なります。
- *予約**: ガニ湯などの一部の施設は予約不要ですが、家族風呂や特定の施設については事前の確認を推奨します。
- *服装**: 温泉入浴時には、脱衣所や浴槽のルールに従ってください。ガニ湯などは脱衣所がない場合があるため、注意が必要です。
- *マナー**: 温泉は公共の場であるため、周囲への配慮を忘れないでください。