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基坂

ガイド

基坂

約3分

概要・魅力

基坂は、明治時代に里数を測る際の基点となる「里程元標(りえきげんぴょう)」が設置されたことからその名がついた、歴史情緒豊かな坂道です。かつては行政の拠点として、坂の上には役所が置かれていた時期もあり、住民からは「お役所坂」や「御殿坂」という愛称でも親しまれてきました。この坂を上りきった先には、元町公園や旧函館区公会堂といった函館を代表する歴史的建造物が集まっており、街歩きのハイライトとなるエリアです。

歴史と文化背景

このエリアは、時代とともにその役割を変えてきました。松前藩時代の亀田番所、幕府直轄時の箱館奉行所、そして明治以降の開拓使、さらには1950年まで続いた渡島支庁など、常に地域の行政の中心地として機能してきました。そのため、歴史的な重みを感じさせる建築物や記念碑が多く残されており、函館の近代化の歩みを今に伝える貴重な場所となっています。

主な見どころ

坂を下りながら、あるいは上りながら、周囲に点在する歴史的建造物をぜひ観察してください。坂の始まり付近には、明治天皇御上陸記念碑がそびえ立ち、通りの角には1913年に建てられたルネサンス風の意匠が特徴的な「相馬株式会社」の社屋が見られます。また、左手には旧イギリス領事館、右手にはペリー提督来航記念碑があり、坂を上りきった先には、鮮やかなブルーグレーとイエローの外観が目を引く「旧函館区公会堂」がその存在感を放っています。

季節・時間帯別おすすめ

坂の頂上にある元町公園は、散策の合間の休憩に最適です。公園からは、眼下に広がる函館の市街地や函館港の美しい景色を一望することができます。天候の良い日には、美しい景観とともに、歴史的な建物が織りなす街並みのコントラストを楽しむことができるでしょう。

体験・アクティビティ

周辺には、歴史的な建物を眺めるだけでなく、文化的な体験ができるスポットも多く存在します。例えば、ステンドグラスの制作ができる「元町ガラス工房」や「生田ステンドグラス 函館アトリエ」では、自分だけの作品作りを楽しむことができます。また、旧日本銀行函館支店の建物を活用した「函館市北方民族資料館」では、アイヌ民族をはじめとする北方民族の衣装や生活用品に触れることができます。

周辺エリア

基坂の周辺は、函館屈指の観光エリアです。坂を上りきった先の元町公園周辺には、歴史的建造物が集まっており、散策ルートとして非常に充実しています。また、ベイエリアに近いエリアでは、カフェや飲食店も多く、歴史的な街並みを眺めながらのんびりと過ごすことができます。

持ち物・服装・マナー

坂道での散策となるため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。周辺の駐車場を利用する場合は、函館市元町観光駐車場(最初の1時間200円、以降30分ごと100円)などの有料駐車場をご利用ください。