
ガイド
三重県総合博物館(愛称:MieMu)は、三重県の自然、歴史、文化をテーマに、地域の多様な魅力を紹介する公立の博物館です。津市郊外の三重県総合文化センターに隣接して位置し、鉄筋コンクリート造3階建て、延床面積10,800m²の広大な施設を有しています。博物館としての展示機能に加え、公文書館の機能も備えており、三重県のアイデンティティを継承し、次世代へとつなぐ役割を担っています。オレンジ色のイメージカラーが特徴的な、親しみやすい施設です。
三重県立博物館の前身は1953年(昭和28年)に開館した歴史ある博物館です。かつての博物館は、自然科学部門と歴史考古部門を中心に、三重県の豊かな自然史や海洋生物の研究を行ってきました。しかし、建物の老朽化や耐震基準への対応などの課題から、2007年に展示室が閉鎖されることとなりました。その後、新時代の博物館整備プロジェクトが進められ、2014年4月19日に現在の「三重県総合博物館(MieMu)」として再開館しました。この再建プロセスは、地域の文化をどのように継承し、発展させていくかという議論を経て、現在の形へと結実しました。

館内では、三重県の豊かな自然、歴史、文化をテーマにした多彩な展示コーナーが設けられています。自然科学、歴史考古、文化といった多岐にわたる分野の展示を通じて、三重県が持つ「多様性の力」を体感することができます。また、公文書館としての機能も併せ持っているため、地域の記録や歴史を深く掘り下げた展示も見どころの一つです。最新の展示技術を用いた展示や、地域の特性を反映したコレクションを通じて、三重県のアイデンティティを多角的に学ぶことができます。
博物館は通年で開館しており、季節を問わず、三重県の文化や自然について学ぶことができます。平日の開館時間(9:00〜17:00)は比較的落ち着いて展示を鑑賞できる時間帯です。展示内容や企画展のスケジュールは時期によって異なるため、訪問前に公式サイトで最新のイベントカレンダーや企画展情報を確認することをお勧めします。
三重県総合博物館では、単なる展示の閲覧にとどまらず、学びを深めるための様々な取り組みが行われています。講座やワークショップの開催も予定されており、地域の自然や歴史についてより実践的に学ぶ機会が提供されています。学術的な研究に基づいた展示や、地域の専門家・教育機関との連携によるプログラムを通じて、深い知識を得ることができる体験型スポットです。
博物館は三重県総合文化センターの隣に位置しており、周辺には三重県立図書館や三重県総合文化センターなどの文化施設が集まっています。また、近隣には商業施設(マックスバリュ津北店)や教育機関(三重県立津東高等学校)もあり、文化と生活が融合したエリアとなっています。
博物館内はバリアフリー設計がなされており、車椅子での移動や閲覧が可能です。展示物の保護や安全な観覧のため、館内でのマナーを守ってご利用ください。詳細な支払い方法や英語対応、予約の要否については、訪問前に公式サイトの最新情報をご確認ください。