
ガイド
桝水高原は、鳥取県の大山(だいせん)西側の裾野に位置する、なだらかな丘陵が続く高原地帯です。標高の高い場所へと続く天空リフトを利用することで、周囲の自然景観を高い視点から眺めることが可能です。頂上付近からは、日本海、弓ヶ浜半島、そして島根半島までを見渡す広大なパノラマが広がっています。季節ごとに変化する植物や地形の景観が特徴的なエリアです。
このエリアは、古くから大山の自然景観とともに歩んできた場所です。冬季にはスキーリフトとして利用されていた設備が、夏季から秋季にかけては「天空リフト」として運用されており、季節に応じたレジャー形態の変化が見られます。また、周辺には大山寺へと続く歴史的なルートや、豊かなブナの原生林が残されており、自然と共生してきた地域の文化が息づいています。

最大の要素の一つは、天空リフトによる空中散歩です。片道約8分の行程で、高原の斜面を上昇しながら視界が開けていく過程を確認できます。リフトを降りた後の頂上エリアからは、遮るもののない視界によって、遠くの海岸線や島々を望むことができます。また、大山南碧に位置する一の沢、二の沢、そして日本一とも称されるブナ林が広がる三の沢へと続く景観も、この場所ならではの風景です。
夏季から秋季(4月〜11月)にかけては、天空リフトが稼働しており、高原の自然を高い視点から眺めるのに適しています。特に5月から9月にかけては、緑豊かな風景が広がります。一方で、冬季はスキーリフトとしての利用が中心となります。時間帯としては、視界がクリアになりやすい日中が、パノラマビューを確認する上で適しています。
天空リフトに乗って高原の斜面を上昇した後、大山寺方面へと続く「横手道」でのハイキングが可能です。この道はブナの林を抜けるルートとなっており、直線的な道を進むことで森林の景観を観察できます。一の沢から三の沢へと至るコースは、大山の端から端までを散策できるルートの一部となっています。
桝水高原の周辺には、大山高原リゾートや大山まきば、そして天空エリアと呼ばれる観光資源が集まっています。また、大山寺方面へのハイキングコースが繋がっており、自然の中での散策を継続できる環境が整っています。
高原地帯であるため、天候の変化に応じた服装が必要です。リフト利用時は、風や気温の変化に備えた準備が求められます。また、ハイキングを行う際は、歩きやすい靴の着用が推奨されます。