
ガイド
神戸海洋博物館は、兵庫県神戸市中央区のメリケンパークに位置する、海・船・港をテーマとした総合博物館です。1987年に開館し、神戸港の発展と関わりを映像や展示を通じて紹介しています。建物は、波または帆船の帆をイメージした白いスペースフレームの大屋根が特徴的で、夜間には青系の光でライトアップされます。館内には、川崎重工業の企業博物館である「カワサキワールド」が併設されており、陸・海・空の技術に関する展示が行われています。
本館の前身は1963年に開館した神戸国際港湾博物館です。1987年に、幕末の神戸港開港120年を記念して現在の形態として開館しました。展示内容は、近代神戸港の歴史だけでなく、平清盛が修築した大輪田泊や、古くからの福原京の歴史まで遡ります。神戸港がどのように発展し、日本の貿易や文化に寄与してきたかという歴史的背景に基づいた展示が行われています。

館内には、大小200点以上の船舶模型が展示されています。イギリス帆船「ロドニー号」の1/8模型や、遣唐使船、北前船、さらには戦艦「大和」や「長門」、航空母艦「瑞鶴」などの模型も含まれます。また、屋内にはベニスの6人乗り大型ゴンドラのレプリカも展示されています。
併設されているカワサキワールドでは、新幹線0系電車の先頭車両(運転台や客席の体験が可能)や、ヘリコプターKV-107 II型の客席展示など、実物展示が行われています。さらに、フライトシミュレーターやマリンスポーツシミュレーター、鉄道模型走行会などのイベントスペースも設置されています。
博物館は10:00から18:00まで開館しており、最終入館は17:30です。夜間には建物の白いフレームが青系の光でライトアップされるため、夜のメリケンパークの景観とともに、独特な建築美を確認することができます。季節を問わず、屋内施設のため天候に左右されずに訪問できます。

カワサキワールドでは、陸・海・空をテーマとしたクイズゲームや、電車でGO!2高速編 3000番台のゲーム、フライトシミュレーター、マリンスポーツシミュレーターなどの設置があります。これらを通じて、日本の高度な技術や乗り物の仕組みに触れることができます。
博物館はメリケンパーク内に位置しており、周辺には神戸港のシンボルである神戸ポートタワーや、フィッシュダンス、神戸港震災メモリアルパーク、南京町(中華街)、ハーバーランドなどの観光スポットが集まっています。海辺の散策と合わせて訪問するルートが一般的です。
館内はスロープやエレベーターが設置されており、車いすやベビーカーでの利用が可能です。館内での車いす貸出(2台まで無料)も行われています。ベビールームや授汁室も完備されています。