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城崎温泉

ガイド

城崎温泉

約3分

概要・魅力

城崎温泉は、兵庫県豊岡市にある日本を代表する温泉地の一つです。開湯から1300年という長い歴史を持ち、江戸時代には「海内第一泉」と称されるほどの名湯として知られてきました。最大の魅力は、大谿川(おおたにがわ)沿いに続く美しい柳並木と、情緒あふれる木造建築の旅館が立ち並ぶノスタルジックな街並みです。ここでは、宿泊者が浴衣に着替え、下駄を鳴らしながら街を歩き、複数の公衆浴場(外湯)を巡る「外湯めぐり」を楽しむ文化が深く根付いています。

歴史と文化背景

城崎温泉の歴史は、舒明天皇時代の629年に、一羽のコウノトリが傷を癒していたことから始まったという伝説に遡ります。奈良時代には、仏教僧・道智上人が難病の人々を救うために祈りを捧げ、霊湯が湧き出したと伝えられています。この歴史は、現在も「まんだら湯」などの名称を通じて受け継がれています。また、明治以降は志賀直哉や有島武郎といった多くの文豪にも愛され、文学の香り漂う地としても知られています。街の景観は、震災復興の時期や景観条例によって守られており、伝統的な和の風情が今も色濃く残っています。

城崎温泉 1

主な見どころ

城崎温泉の醍醐味は、なんといっても「七湯めぐり」です。「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「さとの湯」「柳湯」「地蔵湯」「鴻の湯」の7つの外湯があり、それぞれ異なる趣を楽しむことができます。また、温泉街のシンボルである温泉寺や、大師山の山頂付近にある展望台、城崎ロープウェイも外せません。季節ごとに表情を変える柳並木や、川沿いの景色は、訪れるたびに新しい感動を与えてくれます。

季節・時間帯別おすすめ

城崎温泉は四季を通じて魅力的なスポットです。春には川沿いを彩る桜、夏には「城崎温泉 夏物語」や「夢花火」といったイベントが開催され、夜の柳並木を彩る灯篭流しの光景も幻想的です。秋には紅葉が美しく、冬にはこの地域の名物である「カニ」を堪能できるシーズンを迎えます。夜になると、温かな灯りがともる木造旅館の軒先や、湯けむりが立ち上る温泉街の風景が、旅情を一層引き立てます。

城崎温泉 2

体験・アクティビティ

最もおすすめしたい体験は、浴衣を身に纏っての「外湯めぐり」です。旅館で用意された浴衣と下駄を履き、街の風情を感じながら温泉を巡る時間は、まさに城崎ならではの贅沢です。また、城崎国際アートセンターでの芸術体験や、大師山でのハイキング、さらには城崎ロープウェイを利用した景観鑑賞など、温泉以外にも多彩な楽しみ方があります。文豪たちが愛した「本と温泉」プロジェクトに関連する、この地ならではの文学的な雰囲気を感じる旅も素敵です。

周辺エリア

城崎温泉周辺には、自然豊かなスポットが点在しています。例えば、コウノトリの故郷として知られる「兵庫県立コウノトリの郷公園」や、美しい海岸線を持つ「竹野海岸」、さらにはダイナミックな地形が楽しめる「玄武洞」など、ドライブや観光の拠点としても非常に優秀なエリアです。城崎温泉を拠点に、兵庫県北部の自然を満喫する旅を計画してみてはいください。

持ち物・服装・マナー

城崎温泉では、浴衣と下駄での散策が正装とされており、多くの旅館が街歩き用の浴衣を用意しています。外湯めぐりを楽しむ際は、脱衣所や足元に配慮した服装が望ましいでしょう。なお、外湯の利用料金や詳細なルールについては、各施設の公式サイトで事前にご確認ください。また、一部の施設やイベントについては、事前に予約が必要な場合や、現地の最新情報を確認しておくことをおすすめします。