ガイド
木場潟公園は、石川県小松市に位置する、白山山系の豊かな自然を背景とした広大な水辺の公園です。約5,300年前に形成されたとされる海跡湖(潟)の姿を今に伝える、県内でも貴重な自然水郷公園です。園内は「中央園地」「北園地」「西園地」「南園地」「東園地」の5つのエリアに分かれており、それぞれが異なる魅力を持っています。白山の雄大な景色、豊富な野鳥、希少な水生植物、そして水上でのアクティビティなど、日常を忘れて自然と一体になれる癒やしの空間が広がっています。
この公園が位置する木場潟は、古くから自然の形を留めている貴重な場所です。かつては澄んだ水と豊かな水草に覆われていた環境を復活させるため、地域住民や環境団体による再生活動が続けられてきました。また、公園内には、平成27年の全国植樹祭に関連する「お手植えの森」や、天皇皇后両陛下が詠まれた短歌が刻まれた「御製碑」など、日本の歴史的な文化を感じさせる場所も大切に守られています。
西園地からは、雄大な白山のパノラマビューを楽しむことができます。特に、雪を頂いた白山や、新緑、紅葉、そして春の桜が織りなす景色は圧巻です。また、園内には多くの野鳥や希少な水生植物が生息しており、自然観察にも最適です。
南園地では、伝統的な「流し舟」に乗ることができます。船頭が漕ぐ舟に揺られながら、水上の視点から木場潟の景色をゆったりと楽しむ時間は格別です。また、カヌーの競技場も備わっており、世界大会が開催されることもある本格的な水辺の風景を間近に感じられます。
園内には約1,700本の桜並木があり、春には「千本桜通り」や「桜回廊」が美しいピンク色に染まります。お花見を楽しみながらの散策がおすすめです。
西園地では、日没から21時までライトアップが行われます。湖面をイメージしたプロジェクションマッピングや、幻想的に照らされた樹木が、昼間とは異なる神秘的な夜の表情を見せてくれます。
公園のすぐ近くには「道の駅こまつ木はた」があり、地元の特産品やグルメを楽しむことができます。周辺の景色とともに、ドライブや観光の拠点としても最適です。