
ガイド
金沢自然公園内に位置する金沢動物園は、世界の希少な草食動物を中心に飼育している施設です。園内は、動物が生息地別にアメリカ区、ユーラシア区、オセアニア区、アフリカ区の4つのエリアに分けられています。丘陵地という立地条件を活かした景観が特徴で、園内の「しいの木山展望台」からは、眼下に海の公園や八景島シーパラダイス、東京湾、さらには房総半島方面までを見渡すことができます。
金沢自然公園は、横浜市の南部に位置し、円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域や、いくつかの市民の森に囲まれた広域公園です。園内の動物園は、自然環境と調和した展示を特徴としており、地域の自然環境を守る役割も担っています。公園自体は「かながわの公園50選」にも選定されており、地域の自然資源としての価値を持っています。

園内には、動物たちの生息地を模した4つのエリアがあります。アメリカ区、ユーラシア区、オセアニア区、アフリカ区の各エリアでは、それぞれの地域に由来する動物たちが展示されています。また、ポニー、ヤギ、ヒツジなどの家畜がいる「ほのぼの広場」もあり、動物との距離が近い展示が特徴です。さらに、動植物に関する展示物を観覧できる「ののはな館」も設置されています。
園内は丘陵地であるため、季節ごとに異なる植物の変化が見られます。例えば、梅やスイセンが植栽されている「うきうき林」や、様々な樹木が広がる「なんだろ坂」など、季節に応じた植物の景観が楽しめます。また、天候や時間帯によって、展望台からの眺望(東京湾や観音崎方面)の鮮明さが変わるため、晴天の日を狙った訪問が推奨されます。

園内には、散策や休憩のための施設が整っています。レストハウスや休憩広場、また「ののはなカフェ」や「ののはなギフトショップ」があり、園内の雰囲気を感じながら過ごすことができます。また、コアラバスと呼ばれる巡回バスが、正面口駐車場とメインゲート間を運行しており、園内の移動手段として利用できます。子供向けの遊び場として、アスレチック遊具やローラーすべり台がある「こども広場」も設置されています。
金沢自然公園は、釜利谷市民の森、金沢市民の森、氷取沢市民の森といった自然豊かなエリアに隣接しています。また、能見堂緑地から鎌倉市の天園(六国峠)へと続く「六国峠ハイキングコース」とも繋がっており、ハイキングや自然観察を目的とした訪問者にとって、広大な自然ネットワークの一部となっています。また、横浜自然観察の森ともハイキングコースで結ばれています。

園内は丘陵地であり、傾斜のある場所や散策路が含まれるため、歩きやすい靴での訪問が適しています。支払いについては、電子チケットの購入や、園内の施設利用において、現金のほか、クレジットカードや交通系ICカードの利用が可能です。英語での案内板や施設の情報も確認できます。なお、園内には駐車場が2箇所(正面口駐車場、高速側駐車場)ありますが、混雑状況に応じて事前に確認しておくことが推奨されます。