
ガイド
神奈川県立歴史博物館は、「かながわの文化と歴史」をテーマとした展示を行う博物館です。建物は、1904年に完成した旧横浜正金銀行本店本館を継承しており、国の重要文化財に指定されています。ネオ・バロック様式を取り入れた西洋館の意匠が特徴的な建築物です。
現在は、建物の長寿命化や照明のLED化などのための改修工事に伴い、2026年10月16日まで休館しています。2026年10月17日より再開館を予定しています。
本館の歴史は、1900年に着工された横浜正金銀行本店に遡ります。1904年に完成したこの建築は、ドイツの近代洋風建築の影響を受けた古典主義様式であり、設計は妻木頼黄、工事監督は遠藤於莵が務めました。1923年の関東大震災による火災でドーム部分は焼失しましたが、その後の復元を経て、1967年に神奈川県立博物館として開館しました。
1969年には、建物が「旧横浜正金銀行本店本館」として国の重要文化財に指定されています。また、敷地を含めた「旧横浜正金銀行本店」は国の史跡にも指定されており、日本の近代建築史における重要な遺構です。
展示は、常設展である「かながわの文化と歴史」を中心に、年に数回の特別展や特別陳列が行われます。所蔵資料には、横浜で貿易に従事していた丹波恒夫が収集した6,000点以上の浮世絵コレクションが含まれます。また、考古学分野の資料や、地域の文化を示す多様な資料が展示されています。
展示内容や特別展のスケジュールは時期によって異なります。季節ごとの特別展については、公式サイトの催し物カレンダーで確認が可能です。開館時間は午前9時30分から午後5時まで(最終入館は午後4時30分)となっています。
博物館では、スマートフォンのアプリを活用した無料の展示ガイド(音声・文字解説)が提供されています。これにより、展示内容に対する理解を深める仕組みが整っています。また、歴史的な建築構造や意匠を、展示資料と共に確認できる空間となっています。
博物館は横浜市中区の歴史的なエリアに位置しています。馬車道周辺には、歴史的な建築物や、近代的な商業施設が混在しており、散策に適した環境です。近隣には、横浜市営地下鉄の関内駅や、JR桜木町駅があり、アクセスも良好です。
博物館内では、展示資料の保護や安全のため、マナーを守った見学が求められます。スマートフォンのアプリによる音声ガイドを利用する場合は、スマートフォンを持参してください。