
ガイド
鹿児島県立博物館は、鹿児島県の自然史、地質学、天文学、そして地域の歴史や考古学を扱う博物館です。本館、別館、そして国の登録有形文化財である考古資料館の3つの施設で構成されています。自然史系を中心とした研究・教育体制が整っており、昆虫、脊椎動物、植物、地質学、古生物学、天文学といった幅広い分野の展示が行われています。
博物館の歴史は古く、1914年に鹿児島県立図書館内に設置された博物部常任委員会に遡ります。現在の博物館の構成要素には、それぞれ異なる歴史があります。例えば、現在の考古資料館は1883年に「県立興業館」として竣工しており、1998年には国の登録有形文化財に登録されました。また、現在の博物館本館の建物は1927年に「県立図書館」として竣工したもので、九州初の鉄筋コンクリート造の図書館であり、こちらも2008年に登録有形文化財に登録されています。このように、博物館自体が鹿児島の近代化や文化の歩みを象徴する歴史的建造物となっています。

展示は複数のエリアに分かれており、それぞれ異なるテーマを持っています。本館では、1階の企画展示室、2階の自然総合展示室A、3 ثلاث階の自然総合展示室Bを通じて、自然史や地質学に関する展示が行われています。別館(宝山ホール4階)には、プラネタリウムと化石展示室があり、ここにはアロサウルスとカンプトサウルスの全身骨格が展示されています。また、考古資料館では、1883年竣工の歴史的な建物とともに、地域の歴史を伝える資料が展示されています。これらを通じて、鹿児島の自然と歴史のつながりを学ぶことができます。
博物館の展示は屋内施設であるため、季節を問わず訪問が可能です。時間帯としては、開館時間の9:00から17:00の間での訪問が基本となります。特に、別館のプラネタリウムや化石展示室は、自然史に興味を持つ層にとって魅力的なエリアです。また、博物館が位置する鶴丸城跡周辺は、歴史的な雰囲気を感じられるエリアであり、天候の良い日には周辺の散策とあわせて訪れるのが良いでしょう。
本施設では、展示物の鑑賞を中心に、鹿児島の自然や歴史への理解を深めることができます。別館のプラネリウムでは、天文学的な視点からの体験が可能です。また、本館の自然総合展示室では、昆虫や植物、地質学、古生物学に関する展示を通じて、地域の生態系や地球の歴史についての知識を得ることができます。考古資料館では、歴史的な建造物の中で地域の考古学的な歩みを学ぶことができます。
博物館は鹿児島市の「かごしま文化ゾーン」と呼ばれるエリアに位置しています。周辺には、西郷隆盛の銅像、鹿児島県歴史・美術センター黎明館、鹿児島県立図書館、鹿児島市立美術館、かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館などが集まっています。これらの施設を巡ることで、鹿児島の文化や歴史をより深く理解するためのルートを組むことができます。
博物館内を快適に過ごすために、以下の点にご注意ください。