
ガイド
十二湖は、青森県深浦町に位置する33の湖沼の総称です。世界遺産である白神山地の西側に位置しており、天然湖沼がブナの自然林に囲まれた地形となっています。特に「青池」と呼ばれる湖沼は、コバルトブルーの色彩を持つことで知られています。また、この地域は青森県内で初めて癒し効果が認められた森林セラピー基地として認定されており、自然環境に囲まれた環境が整っています。
この地域は、白神山地の一部として、8,000年以上の歳月をかけて形成された多種多様な生態系を有しています。ブナの自然林が広がる景観は、自然保護の観点からも重要な地域です。津軽国定公園および自然休養林にも指定されており、自然景観の維持と保護が行われています。古くから続く自然の循環が、現在の多様な生態系を形作っています。

十二湖には、特徴的な景観を持つ複数の湖沼が存在します。最も代表的なのは、鮮やかな青色を呈する「青池」です。このほか、沸壷(わきつぼ)の池や金山の池など、地形や周囲の植生によって異なる表情を見せる湖沼が点在しています。これらの湖沼は、周囲のブナ林とのコントップが特徴的であり、自然の色彩の変化を観察できる場所となっています。
十二湖は年間を通じて自然の変化を楽しむことができますが、季節ごとに異なる景観が展開されます。新緑の季節にはブナの若葉が映え、秋には紅葉が見られるなど、季節ごとの色彩の変化が特徴です。なお、冬季には一部の道路(町道十二湖公園線および県道十二湖公園線)の通行制限や、散策コースの制限が発生する場合があるため、訪問時期に応じた確認が推奨されます。

整備された歩道(セラピーロード)を利用した散策が可能です。コースは利用者の体力や時間に応じて選択できるよう設計されています。例えば、青池から沸壷の池を結ぶコース(約2.5時間)や、金山の池・糸畑の池を含むロングコース(約5時間)など、多様なルートが用意されています。また、ガイドが同行するプランも用意されており、自然環境についての解説を受けながらの散策も可能です。
十二湖は世界遺産・白神山地の麓に位置しており、周辺には広大なブナの原生林が広がっています。自然景観を目的とした観光において、白神山地全体の自然環境と密接に関連したエリアとなっています。

散策にあたっては、整備された歩道を利用しますが、自然環境の中を歩くため、動きやすい服装と歩きやすい靴の準備が必要です。また、以下の点に留意してください。