
ガイド
いおワールドかごしま水族館は、鹿児島県鹿児島市本港新町に位置する鹿児島市立の水族館です。館名の「いお」は鹿児島弁で「魚」を意味します。黒潮に洗われる鹿児島沿岸や鹿児島湾の海生生物をメインに展示しており、ジンベエザメやサツマハオリムシといった希少な生物の展示を行っています。外観はエイをイメージしたデザインとなっており、建物自体も特徴的です。
1997年5月30日に開館しました。コンセプトは「黒潮浪漫街道」です。日本国内で初めてカラチョウザメの餌付けに成功したほか、サツマハオリムシの展示にも成功しており、生物多様性の保護や希少種の展示において重要な役割を担っています。展示の最後には、初代館長が考案した、海の環境を考えるための展示スペースも設けられています。

館内は5階から地下2階までの構成となっており、順路に沿って観覧します。最大の見どころは、水量1,500tを誇る「黒潮大水槽」です。ここではジンベエザメ、トラフザメ、クロマグロ、カツオなどが泳いでいます。また、南西諸島の海を再現したエリアでは、サンゴ類やチンアナゴ、スズメダイ類が見られます。さらに、鹿児島沿岸の藻場を再現した水槽や、マングローブ水槽、アザラシ水槽、デンキウナギやピラルクーの水槽、そしてイルカプールなど、多様な展示が用意されています。展望ホールからは、対岸の桜島を望むことができます。
水族館は年間を通じて営業していますが、夏季(7月・8月)は観光のベストシーズンの一つです。GW(ゴールデンウィーク)や夏休み期間中の土日・お盆などの繁忙期には、21時まで夜間営業が行われることがあります。また、イルカの食事の様子(約10分間)を、水族館近くの運河水路にて無料で観覧できる時間帯があります。平日は10:30、12:30、15:00、日曜・祝日・GW・夏休み期間は11:30、13:30、15:00に設定されています。
公式アプリ「Myユウユウ」を利用することで、仮想のジンベエザメを育てる体験が可能です。また、タッチプールではヒトデ類やナマコ類に触れることができます。さらに、水族館のオリジナル商品として、来館記念の「魚朱印」が販売されており、マンボウなどのモチーフを選んで購入することが可能です。これらは、訪れた記憶を形として残すための体験となります。
水族館は鹿児島市の港付近に位置しており、周辺には運河水路などの景観があります。イルカの食事風景を無料で観覧できるエリアも近くにあります。
館内は順路に沿って移動するため、歩きやすい靴での訪問を推奨します。支払いについては、クレジットカードや交通系ICカードが利用可能です。英語での案内や展示に関する情報は、公式アプリや展示内容を通じて提供されています。事前予約は不要ですが、混雑状況を確認しながら訪問することをお勧めします。撮影については、展示エリアでのルールに従ってください。