
ガイド
国立国会図書館 国際子ども図書館は、2000年に設立された日本初の国立児童書専門図書館です。上野恩賜公園内に位置し、1906年に建設された旧帝国図書館の歴史的な建築物を活用しています。世界中の児童書や絵本、関連文献を収集・保存する国際的な拠点であり、美しい建築と豊かな知識に触れられる場所です。
この施設は、明治期に設計されたルネサンス様式の美しいレンガ造りの建物(旧帝国図書館)を基盤としています。建築の保存と再生を目的とした改修が行われ、歴史的なシャンデリアの復元や、現代的なガラス張りの増築部分との融合が見事な形で実現されました。東京都選定歴史的建造物にも指定されており、日本の近代建築の歴史を今に伝えています。
季節を問わず、静かな環境で読書や研究に没頭できます。特に、建物の歴史や由来に焦点を当てた解説が行われる「見学ツアー(木曜日14時〜)」は、建築ファンにとって貴重な体験となるでしょう。日中の明るい時間帯には、ガラス張りのエリアから差し込む光とともに、美しい建築細部を鑑賞できます。
来館者は、世界中の多様な児童書や絵本に触れることができます。また、オンラインでは大正時代の児童雑誌の挿絵などを公開しており、デジタルコレクションを通じて歴史的な資料に触れることも可能です。研究目的での利用(児童書研究資料室)については、事前の手続きが必要となります。
上野恩賜公園内に位置しているため、周辺には上野動物園、東京国立博物館、美術館などの文化施設が集まっています。図書館での文化体験の後に、公園内を散策するルートがおすすめです。