
ガイド
国立国会図書館 国際子ども図書館
約3分概要・魅力
国立国会図書館 国際子ども図書館は、2000年に設立された日本初の国立児童書専門図書館です。上野恩賜公園内に位置し、1906年に建設された旧帝国図書館の歴史的な建築物を活用しています。世界中の児童書や絵本、関連文献を収集・保存する国際的な拠点であり、美しい建築と豊かな知識に触れられる場所です。
歴史と文化背景
この施設は、明治期に設計されたルネサンス様式の美しいレンガ造りの建物(旧帝国図書館)を基盤としています。建築の保存と再生を目的とした改修が行われ、歴史的なシャンデリアの復元や、現代的なガラス張りの増築部分との融合が見事な形で実現されました。東京都選定歴史的建造物にも指定されており、日本の近代建築の歴史を今に伝えています。
主な見どころ
- *レンガ棟(旧貴賓室)**: 最も豪華な内装を持つ旧貴賓室を改修したエリアには、「子どものへや」「おはなしのへや」「世界を知るへや」があり、子どもたちが自由に本を楽しめる空間となっています。
- *本のミュージアム**: レンガ棟3階に位置し、世界の児童書に関する展示会が定期的に開催されています。
- *アーチ棟**: 中庭側に位置する建物で、2階には日本や諸外国の児童書・絵本を扱う「児童書研究資料室」があります。
- *建築美**: 安藤忠雄建築研究所らによる設計・改修により、歴史的な外装と現代的なガラスのカーテンウォールが調和した美しい景観を楽しめます。
季節・時間帯別おすすめ
季節を問わず、静かな環境で読書や研究に没頭できます。特に、建物の歴史や由来に焦点を当てた解説が行われる「見学ツアー(木曜日14時〜)」は、建築ファンにとって貴重な体験となるでしょう。日中の明るい時間帯には、ガラス張りのエリアから差し込む光とともに、美しい建築細部を鑑賞できます。
体験・アクティビティ
来館者は、世界中の多様な児童書や絵本に触れることができます。また、オンラインでは大正時代の児童雑誌の挿絵などを公開しており、デジタルコレクションを通じて歴史的な資料に触れることも可能です。研究目的での利用(児童書研究資料室)については、事前の手続きが必要となります。
周辺エリア
上野恩賜公園内に位置しているため、周辺には上野動物園、東京国立博物館、美術館などの文化施設が集まっています。図書館での文化体験の後に、公園内を散策するルートがおすすめです。
持ち物・服装・マナー
- *入館手続き**: 一般の利用(閲覧など)については、入館手続きは不要で、どなたでも自由に利用できます。
- *年齢制限**: 児童書研究資料室の利用は、基本的に18歳以上に限定されています。
- *貸出について**: 個人利用の方への本の貸し出しは行っておりません。
- *バリアフリー**: 車椅子対応の入口、トイレ、座席が備わっており、どなたでも安心して利用できる環境が整っています。