
ガイド
本間美術館は、山形県酒田市に位置する、芸術・自然・歴史が融合した施設です。昭和22年に、芸術文化の向上と地域貢献を目的に創立されました。本間家に伝わる庄内藩主酒井家や米沢藩主上杉家からの拝領品を中心に、古美術から現代美術まで幅広い展示が行われています。また、国指定名勝である庭園「鶴舞園」や、迎賓館風の建築である「清遠閣」など、歴史的な空間が広がっています。
当館の展示品には、北前船によって栄えた酒田の歴史に関連する資料も含まれています。本間家が守り伝えてきた文化財や、諸藩からの拝領品は、この地域の歴史的価値を示すものです。また、本館である「清遠閣」は、大正・昭和期の迎賓館風建築であり、かつては藩主や政府要人、文人墨客を迎え、昭和天皇(当時は東宮)が宿泊されたこともある格式高い歴史を持っています。

展示内容は、1階と2階の展示会場にて、常設展示および企画展示が行われています。収蔵品には、古美術、工芸品、茶道具、歴史資料などが含まれます。また、建築物としての価値も高く、清遠閣の木造建築や、庭園「鶴舞園」の風景、さらには酒田の歴史を伝える展示が中心です。展示の時期によって、異なる作品やテーマを確認できます。
庭園「鶴舞園」では、四季折々の風景が展開されます。季節ごとに変化する自然の景観と、建築物の調和が特徴です。また、建物内には喫茶室があり、抹茶やコーヒーなどの飲料の提供があります。喫茶室の受付時間は15時までとなっているため、利用の際は時間に注意が必要です。

美術館内では、美術品の鑑賞に加え、建築や庭園の構造に触れることができます。清遠閣の喫茶室では、提供される飲料とともに、庭園の風景を背景にした時間を過ごすことが可能です。メニュー例として、コーヒー(500円)や、抹茶とお菓子のセット(600円)などが用意されています。なお、在庫状況により提供できない場合もあります。
美術館のすぐ近くには「本間家旧本邸」があります。本間美術館と合わせて、地域の歴史や建築を確認する行程が可能です。また、酒田駅からは徒歩5分という立地にあり、周辺の観光スポットへの移動も容易な場所に位置しています。

施設内では、展示品の保護や文化財の維持のため、マナーを守った行動が求められます。喫茶室を利用する際は、受付時間に留意してください。服装については、特別な指定はありませんが、庭園や建築の雰囲気に合わせた落ち着いたスタイルが適しています。支払いは、現金のほか、クレジットカードや交通系ICカード等の利用状況については、事前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。