
ガイド
北海道北見市に位置する「北の大地 の水族館(山の水族館)」は、温泉水を利用した独自の展示環境を持つ水族館です。この施設では、温泉水と冷泉を組み合わせた水を使用しており、これにより寒さに弱い熱帯の淡水魚の飼育や、北海道の自然環境を再現した展示を実現しています。日本最大級のイトウの展示や、アマゾン川の巨大魚ピラルクーなど、国内外の多様な淡水魚を観察できる点が大きな特徴です。
当施設は、地域の資源である「温泉」を活用した展示スタイルを確立しています。かつては寒さに弱い熱帯淡水魚の飼育に課題がありましたが、温泉水と冷泉を適切にミックスした水を使用することで、熱帯の魚たちが成長できる環境を整えました。この独自の試みにより、北海道の自然環境と世界の熱帯環境が融合した、独自の展示スタイルが築かれました。
館内には、自然のダイナミズムを再現した展示が数多くあります。特に「滝つぼ水槽」では、激しい水流の中で泳ぐ魚の姿を観察できます。また、時間によって水量を変化させる「ジャンプ水槽」では、魚が川を遡上する様子を見ることが可能です。展示されている魚種は多岐にわたり、日本最大のイトウや、アマゾン原産の巨大魚ピラルクー、さらには東南アジアの珍しい淡水魚などが、それぞれの環境に適した水槽で飼育されています。
季節を問わず楽しめますが、冬には凍り付いた川面の下で生きる魚たちの様子が見られる、世界初の水槽展示があります。夏場には、渓畔林の風景を再現した展示により、緑豊かな川辺の雰囲気を感じることができます。また、日中の明るい時間帯には、水槽内の光の反射や水流の動きが鮮明に見え、魚たちの活発な動きを観察するのに適しています。
「川の生き物たちをタッチ!」コーナーでは、実際に川の生き物に触れる体験が可能です。これは、子供だけでなく大人も楽しめるアクティビティとして提供されています。自然の生態系を学ぶとともに、五感を使って生き物との距離を縮めることができます。また、水槽内の自然な動きを捉えた展示を通じて、魚がどのように環境に適応しているのかを学ぶことができます。
水族館のすぐ近くには「道の駅おんねゆ温泉」があり、食事や休憩に便利です。また、周辺は温泉地としても知られており、水族館での見学後に温泉を楽しむルートもおすすめです。旭川市街からは車で約2時間30分ほどの距離にあり、北海道のドライブコースの一部として組み込むことができます。
館内は、季節や展示内容に応じて温度管理がされていますが、基本的には快適に過ごせる環境です。服装については、動きやすい服装を推奨します。なお、館内での飲食は禁止されています。お食事を希望される場合は、併設または近隣の施設をご利用ください。写真や動画の撮影は、個人の利用範囲内であれば自由に行うことができますが、ライブ配信は禁止されています。また、介助犬や盲導犬を連れての入館は可能です。ベビーカーや車椅子の貸出も行っていますが、数に限りがあるためご注意ください。