
ガイド
平岡樹芸センターは、愛称「みどりーむ」として知られる、北海道札幌市清田区にある植物公園です。1984年に開園し、豊かな樹木と植物に囲まれたこの場所は、札幌市の「清田ふるさと遺産」の一つにも選定されています。広大な園内には、約3,000本のイチイ(地方名:おんこ)や、8種類に及ぶ約700〜800本のカエデが植えられており、樹木を中心とした美しい景観が広がっています。季節ごとに異なる表情を見せる植物たちを、ゆったりとした時間の中で楽しむことができる、都市のオアシスのような施設です。
この公園は、土地および樹木を寄贈された札幌市が整備を行い、1984年(昭和59年)に開園しました。総面積は約2.9ヘクタールに及び、地域の自然環境を維持・活用しながら、植物の多様性を守る役割を担っています。2007年には、札幌市清田区が選定する「清田ふるさと遺産」の一つとして、地域の歴史や自然を象る重要な場所として認められました。長年にわたり、地域の自然文化を伝える拠点として親しまれています。

園内には、季節ごとに異なる魅力的なスポットが点在しています。特に注目すべきは、約150メートルにわたって続く「ノムラモミジ並木」です。秋には鮮やかな紅葉がトンネルのような景観を作り出し、非常にフォトジェニックな風景を楽しむことができます。また、日本庭園も整備されており、庭池や四阿(あずまや)が配置された静かな空間で、落ち着いた時間を過ごすことができます。他にも、5月頃にはツツジ、6月頃にはイチイの芽吹き、そしてサクラなど、植物の成長に合わせた多彩な景観の変化が楽しめます。
平岡樹芸センターは、訪れる季節によって全く異なる景色を見せてくれます。
日中の明るい時間帯は、植物の色が鮮やかに映えるため、写真撮影にも適しています。開園時間は8:45から17:15までですので、ゆとりを持って訪問することをおすすめします。

園内では、植物に触れ合うさまざまな活動が行われています。例えば、季節に応じた「お花のギャザリング講習」や「多肉植物の寄せ植え講座」といった園芸教室が開催されることがあります。これらは、植物の扱い方や飾り方を学ぶことができる貴重な機会です。また、日本庭園での散策や、整備された園内の小道を歩くことで、自然の中でのリラックスした時間を過ごすことができます。
平岡樹芸センターのすぐ近くには「平岡公園」があります。広大な敷地を持つ平岡公園とともに、このエリアは札幌市内でも自然豊かなレクリエーションの拠点となっています。周辺には住宅地や商業施設も点在しており、市民の憩いの場として機能しています。
自然豊かな公園ですので、以下の点にご注意ください。