
ガイド
月山スキー場は、山形県西川町の月山の副峰である姥ヶ岳付近に位置するスキー場です。一般的なスキー場がシーズンを終える4月上旬から、7月下旬にかけて営業するという、非常に珍しい営業形態をとっています。これは、この地域が非常に多い積雪量を持つことから、春や夏にかけて残雪が豊富に残るためです。標高1,600mの高地にあり、夏スキーのメッカとして知られています。スキーやスノーボードだけでなく、登山道へのアクセスとしても利用されるなど、季節に応じた多様なアウトドア活動の拠点となっています。
月山は、この地域において重要な地形的特徴を持つエリアです。スキー場を運営する月山観光開発株式会社は、地域の自然環境を活かした運営を行っています。冬の間は積雪が非常に多いため、リフトの運転は停止していますが、その分、春から夏にかけての「残雪を利用したスキー」という独自の文化が根付いています。また、周辺には月山志津温泉などの歴史ある温泉地もあり、自然と温泉文化が共存する地域です。

ゲレンデは、標高の高い位置にあるため、晴れた日には月山湖を望むことができます。コースは、初級の姥沢小屋前ゲレンデ、中級の姥ヶ岳ゲレンデや大斜面、上級の牛首ゲレンデなどがあります。特に、季節が進み雪が少なくなると、リフト乗り場付近の景色も変化します。また、スキー場下部のブナ林を通る清水コースは、ゴールデンウィーク前後までオープンしていることもあり、自然の移り変わりを感じられるポイントです。
月山スキー場は、季節によってその姿を大きく変えます。4月から5月にかけては、春スキーのシーズンとして、雪質が変化していく過程を楽しみながら滑走できます。6月から7月にかけては、登山道の利用や、夏スキーとしての利用が中心となります。リフトの運行時間は基本的に8:00から16:30までですが、季節や天候、雪の状態によって変動するため、事前の確認が推奨される状況です。ナイター設備はないため、日中の明るい時間帯での利用が基本となります。

メインのアクティビティは、春から夏にかけてのスキーおよびスノーボードです。Tバーリフトを利用した滑走や、ペアリフトを利用した移動が可能です。また、6月中旬以降は月山登山へのアクセスとしても利用されます。冬の間はリフトの運転はありませんが、バックカントリースキーやスノーモービルといったアクティビティが行われることもあります。また、リフトを利用して高地へ上がり、周囲の景色を眺めることも一つの体験です。
スキー場の直下には、ロッジや山小屋などの宿泊施設が点在しています。また、山を少し下った場所には「月山志津温泉」があり、温泉付きの旅館が並んでいます。観光の際は、これらの宿泊施設や温泉を組み合わせることで、より充実した滞在が可能です。また、月山湖などの周辺観光スポットへのアクセスも考慮した計画を立てることができます。
季節に応じた適切な装備が必要です。春スキーの時期は、気温が高いこともあるため、半袖のシャツなど、気温の変化に対応できる服装が選ばれることもあります。リフトに乗る際は、滑走用具を外し、手持ちしての乗車となります。リフトにはスキー板置きが付属している場合があります。また、駐車場からリフト乗り場までの道がコンクリート舗装路になる場合があるため、足元の装備にも注意が必要です。登山やスキーの際は、現地のルールに従ってください。